ボタニカルダメージケアトリートメント

ボタニカルダメージケアトリートメントの全成分表示の見方

今回はボタニカルダメージケアトリートメントの全成分表示の見方について書いていきます。

ボタニカルダメージケアトリートメントの全成分表示の見方

ボタニカルダメージケアトリートメントの全成分表示は以下の通りです。

水、ジメチコンセテアリルアルコールベヘントリモニウムクロリドジグリセリン、グリセリントリエチルヘキサノインビスセテアリルアモジメチコンユズ果実エキス、ゼイン、メドウフォーム-δ-ラクトン、セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク、ヒマワリ種子エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaアルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油シラカバ樹液ステアルトリモニウムクロリドマカデミア種子油、オレイン酸オレイルジメチコノールアルキル(C12-14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClベヘントリモニウムメトサルフェート、イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェートオクチルドデカノール、水添ココグリセリル加水分解ヒアルロン酸PEG-30フィトステロールBG、クエン酸、クエン酸Na、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドセタノール、イソプロパノール、DPG、エタノール、トコフェロール、フェノキシエタノール、香料

  のマーカー:カチオン界面活性剤
  のマーカー:ヘアコンディショニング剤
  のマーカー:コーティング剤
  のマーカー:保湿成分
  のマーカー:油性成分(主にコーティング剤としての役割)
ユズ果実エキス以下の成分は配合率1%以下の成分であると考えられます。

カチオン界面活性剤は  のマーカーで示した成分です。

カチオン界面活性剤が配合されていることでマイナスに帯電した髪にトリートメントが吸着し、髪を補修することができます。

ボタニカルダメージケアトリートメントはカチオン界面活性剤を多数配合しているため、トリートメントの吸着力と帯電防止効果が高いと考えられます。

ヘアコンディショニング剤は  のマーカーで示した成分です。

ユズ果実エキス、ヒマワリ種子エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、PEG-30フィトステロールはキューティクルを接着する役割があり、水分やタンパク質の流出を防ぎ髪を補修することができます。

化粧品で髪を補修するヘアケア方法という記事で詳しく書いていますが、髪を補修する方法として、キューティクルが剥がれるのを防止する方法があります。

キューティクルが剥がれるのを防止する方法としてCMC(細胞膜複合体)を補うことが挙げられます。

CMC(細胞膜複合体)はキューティクル同士やキューティクルとコルテックを接着することで、髪の水分やタンパク質を保持する役割があります。

ユズ果実エキス、ヒマワリ種子エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、PEG-30フィトステロールはCMC(細胞膜複合体)と似た機能を持つため、髪を補修することができます。

ゼインは疎水性の皮膜を形成し髪をコーティングすることで髪の摩擦によるダメージを軽減し、髪を艶のある質感に仕上げます。

メドウフォーム-δ-ラクトンは加熱により毛髪ケラチンのアミノ基とアミド結合を形成することで髪を疎水化し保護する働きがあります。

セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパクは髪の疎水化と髪を摩擦から保護する役割があります。

洗い流さないトリートメントの成分による効果という記事で詳しく書いていますが、キューティクルは18-MEAと呼ばれる脂質でコーティングされています。

18-MEAは髪の疎水化と髪を摩擦から保護する役割があります。

ダメージを受け18-MEAが失われると髪が親水化し水素結合が切れることで髪の痛みに繋がります。

セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパクは18-MEAと似た機能を持つため、髪を補修することができます。

アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHClは髪の滑りを良くする効果やダメージ補修効果があります。

グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドは帯電防止効果、ヘアコンディショニング作用があります。

ボタニカルダメージケアトリートメントはヘアコンディショニング剤が多く配合されており、髪の補修効果がとても高いトリートメントだと考えられます。

コーティング剤は  のマーカーで示した成分です。

シリコンによって髪がコーティングされることにより、髪の摩擦によるダメージが軽減されたり、髪が艶のある質感に仕上がります。

保湿成分は  のマーカーで示した成分です。

保湿成分が髪の水分と結合することで水分の流出を防ぎ、髪の乾燥を防止することができます。

油性成分は  のマーカーで示した成分です。

油性成分は主にコーティング剤としての役割があります。

油性成分の特徴は以下の通りです。

セテアリルアルコール(高級アルコール):かたさ調整や乳化補助剤としての役割があります。

トリエチルヘキサノイン(エステル):感触改良剤

アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油(油脂):エモリエント剤

ホホバ種子油(ロウ):エモリエント剤

エモリエント剤は油性成分が髪をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。

オレイン酸オレイル(エステル):エモリエント剤

オクチルドデカノール(高級アルコール):エモリエント剤

水添ココグリセリル(混合脂肪酸):エモリエント剤

セタノール(高級アルコール):乳化補助剤、感触改良剤です。

その他の成分の特徴は以下の通りです。

水:基剤

クエン酸:pH調整剤

クエン酸Na:pH調整剤

イソプロパノール:溶剤

エタノール:溶剤

トコフェロール:酸化防止剤

フェノキシエタノール:防腐剤

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