ボディソープ

ボディソープの洗浄力の違いについて

体を洗う時にボディソープを使っている人は多いと思います。皆さんは使っているボディソープの洗浄力を気にしたことはあるでしょうか。ボディソープにも強い洗浄力のものと弱い洗浄力のものがあり、肌質に合った洗浄力のボディソープを使うことは重要だと考えられます。

アニオン界面活性剤の性質とボディソープの洗浄力について

ボディソープの洗浄機能は主にアニオン界面活性剤が担っています。

アニオン界面活性剤は水に溶けた時に親水基がマイナスにイオン化する界面活性剤です。

ボディソープの洗浄力はアニオン界面活性剤の親油基の炭素数と親水基の酸性度に関係しています。

アニオン界面活性剤は以下の図のように親水基と親油基でできています。

アニオン界面活性剤

親水基は水とくっつく性質、親油基は油とくっつく性質を持っています。

アニオン界面活性剤の親油基が油汚れとくっつき以下の図のようなミセルを形成します。

ミセル

そこにシャワーで水をかけるとアニオン界面活性剤の親水基と水がくっついて油汚れが落ちる仕組みになっています。

このことから、洗浄力が高いアニオン界面活性剤の特徴としてミセルを形成しやすいこと、水との結合力が強いことが挙げられます。

アニオン界面活性剤の親油基は以下の図のように炭素が繋がってできています。

親油基

アニオン界面活性剤の親油基は水から逃れる性質があるため、アニオン界面活性剤は水中では界面に存在しています。

cmc1

アニオン界面活性剤が一定の濃度を超えると界面に存在するよりミセルを形成する方が安定するためミセルを形成します。cmc2

アニオン界面活性剤の親油基の炭素数が多いほどより低い濃度でミセルを形成するため、洗浄力が高くなります。

以下の図は洗浄力が高いと言われているラウレス硫酸ナトリウム(硫酸系アニオン界面活性剤)です。

ラウレス硫酸ナトリウム

一方で、以下の図は洗浄力が低いと言われているココイルグルタミン酸ナトリウム(アミノ酸系アニオン界面活性剤)です。

ココイルグルタミン酸Na

 

ラウレス硫酸ナトリウムはココイルグルタミン酸ナトリウムに比べて親油基の炭素数が多く、親水基の酸性度が高い特徴があります。

ボディソープの洗浄成分は主に、硫酸系アニオン界面活性剤、スルホン酸系アニオン界面活性剤、石鹸系アニオン界面活性剤、カルボン酸系アニオン界面活性剤、アミノ酸系アニオン界面活性剤が使用されています。

酸性度の高さは硫酸>スルホン酸>カルボン酸>アミノ酸です。

アニオン界面活性剤の親水基の酸性度が高いほど水との結合力が強くなるため、洗浄力が高くなると考えられます。

これらのことから、ボディーソープの洗浄力の強さは硫酸系>スルホン酸系>石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系となります。

ボディソープを購入する際は洗浄力を意識することで、肌質に合った洗浄力のボディソープを使うことができると考えられます。

ボディソープと石鹸の特徴

体を洗う時にボディソープを使っている人もいれば石鹸を使っている人もいると思います。

石鹸の性質から考える刺激の強さという記事で詳しく書いていますが、石鹸は弱アルカリ性のアニオン界面活性剤であり、乾燥肌や敏感肌の人にとっては洗浄力や刺激が強い場合があります。

ボディソープの洗浄成分は石鹸系、カルボン酸系、アミノ酸系など様々な洗浄力の製品が存在するため、固形石鹸に比べて自分の肌に合った製品を選ぶことができるのが良い点なのではないかと考えられます。

保湿は肌を健やかに保つために重要であり、ボディソープを選ぶ際に保湿成分に注目して選んでいる人が多いと思います。

一方で、保湿成分を補うことと同時に、肌質に合った洗浄力のボディソープを使用することで保湿成分の流出を防ぐことも重要だと考えられます。

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