今回はホワイトクレイ酵素配合洗顔フォームの全成分表示の見方について書いていきます。
ホワイトクレイ酵素配合洗顔フォームの全成分表示の見方
ホワイトクレイ酵素配合洗顔フォームの全成分表示は以下の通りです。
水、ミリスチン酸、グリセリン、水酸化K、PG、ソルビトール、パルミチン酸、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、(ラウラミド/ミリスタミド)DEA、グリチルリチン酸2K、ペンテト酸5Na、o-シメン-5-オール、BG、カオリン、パパイン、ムクロジエキス、乳糖、ベヘニルアルコール、リパーゼ、ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10、加水分解コラーゲン、ステアロイルラクチレートNa、ノイバラ果実エキス、セラミドNP、マンダリンオレンジ果皮エキス、キハダ樹皮エキス、セラミドAP、セラミドNG、チャ葉エキス、フィトスフィンゴシン、レモングラス葉/茎エキス、アマチャヅル葉エキス、アロエベラ葉エキス、ダイズ種子エキス、ビルベリー葉エキス
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤、起泡剤、増粘剤、泡質改善剤
のマーカー:保湿成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
高級脂肪酸(ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸)と水酸化Kの中和反応によって洗顔料の主成分である石鹸が作られます。
洗顔料の洗浄力の強さは石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系、タウリン系です。
ホワイトクレイ酵素配合洗顔フォームの主な洗浄成分は石鹸(ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸+水酸化K)であることから、洗浄力は中の中程度だと考えられます。
洗浄補助剤、起泡剤、増粘剤、泡質改善剤は のマーカーで示した成分です。
(ラウラミド/ミリスタミド)DEA(非イオン界面活性剤):起泡剤、増粘剤、泡質改善剤
カオリン(ホワイトクレイ):汚れ吸着剤
パパイン(酵素):ピーリング剤
リパーゼ(酵素):ピーリング剤
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が多く配合されているため、ホワイトクレイ酵素配合洗顔フォームは保湿効果の高い洗顔料だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ステアリン酸グリセリル:乳化剤
グリチルリチン酸2K:抗炎症
ペンテト酸5Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
0-シメン-5-オール:防腐剤
ムクロジエキス:抗菌、保湿(セラミド産生促進)、抗老化
ベヘニルアルコール:乳化剤、感触改良剤
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10:乳化剤
ステアロイルラクチレートNa:乳化剤
ノイバラ果実エキス:保湿、美白、抗老化
キハダ樹皮エキス:抗菌、抗炎症、保湿
チャ葉エキス:保湿、抗酸化、消臭、美白
フィトスフィンゴシン:保湿、抗菌、抗炎症
レモングラス葉/茎エキス:保湿、抗炎症、抗菌、抗酸化、抗老化
ダイズ種子エキス:保湿、美白、抗老化、皮脂抑制