眠気ややる気不足で頭が回らないなんて経験があると思いますが、甘い飲み物が原因かもしれません。今回は眠気ややる気不足は甘い飲み物が原因である理由について考えていきます。
甘い飲み物が眠気ややる気不足を引き起こす理由
甘い飲み物が眠気ややる気不足を引き起こす理由として、血糖値スパイクが挙げられます。
血糖値スパイクが起こると血糖値が大きく上下することで眠気ややる気不足に繋がります。
甘い飲み物が血糖値の急上昇を招く理由として、吸収速度が速いことが挙げられます。
米やパンなどの炭水化物も甘い飲み物と同様に糖質を含むため、血糖値の上昇が起こりますが消化に時間がかかるため血糖値の上昇は緩やかに起こります。
スポーツドリンクやジュースなどの甘い飲み物を飲むと元気が出るのは血糖値の上昇によりドーパミンやセロトニンなどのホルモンが分泌されるためです。
一方で、血糖値が急上昇すると血糖値を下げようとインスリンが大量に分泌されるため、血糖値が下がり過ぎてしまいます。
血糖値が下がり過ぎてしまい低血糖状態になると眠気ややる気不足に繋がります。
私たちはスポーツドリンクやジュースなどの甘い飲み物を日常生活において当たり前に摂取しているため、まさか甘い飲み物が眠気ややる気不足の原因だとは思わないでしょう。
また、甘い飲み物を飲むと血糖値の急上昇によりドーパミンやセロトニンなどのホルモンが分泌され元気が出るので、甘い飲み物を飲むと元気になれると脳が認識し繰り返し摂取するようになります。
甘い飲み物を繰り返し摂取するようになると大量にインスリンを分泌することとなり、気付かないうちに膵臓を酷使することになります。
膵臓を酷使するとインスリンを分泌する能力が低下し血糖値がさらに上昇することになり、より膵臓を酷使する悪循環に見舞われます。
甘い飲み物中毒になると低血糖状態が頻繁に起こるようになり体調不良が慢性化する一方で、体調不良の原因に気付けないといった状況に陥ってしまうと考えられます。
特にスポーツドリンクなどの清涼飲料水は体に良いイメージがあり、血糖値の急上昇を引き起こしやすい糖質を多く含んだ液体であるという認識を持ちにくいため気付かないうちに甘い飲み物中毒に陥っている場合があります。
慢性的に眠気や集中力不足を感じている方は甘い飲み物を飲み過ぎており慢性的に低血糖状態に陥っている可能性があるため、糖質の少ない飲み物を飲むよう心掛けてみると良いのではないでしょうか。