今回はSIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの全成分表示の見方について書いていきます。
SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの全成分表示の見方
SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの全成分表示は以下の通りです。
蛋白分解酵素、イソプロピルメチルフェノール、トウモロコシデンプン、ミリスチン酸K、ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム、結晶セルロース、D-ソルビトール、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、コメデンプン、デキストリン、ビオチン、トリメチルグリシン、グリシルグリシン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、セイヨウナシ果汁発酵液、ローマカミツレエキス、セイヨウオオバコ種子エキス、精製水、無水ケイ酸、ユキノシタエキス、塩化Na、無水エタノール、BG
のマーカー:有効成分
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:保湿成分
SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーは医薬部外品であるため、化粧品と違い全成分が配合量の多い順に記載されていません。
そのため、配合量の多い成分と配合量1%以下の成分を判断するのは難しいです。
一方で、SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーは医薬部外品であるため有効成分が一定量配合されていることが保証されています。
有効成分は のマーカーで示した成分です。
蛋白分解酵素:洗浄成分
イソプロピルメチルフェノール:殺菌作用
ニキビの原因と対策という記事で詳しく書いていますが、ニキビの原因は過剰になった皮脂が毛穴に詰まることで、アクネ菌が増殖し、リパーゼという酵素を分泌することで皮脂が遊離脂肪酸という刺激物質となり炎症を起こすことです。
イソプロピルメチルフェノールはアクネ菌に対する殺菌作用があり、アクネ菌の増殖を抑制することで、ニキビを予防します。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
蛋白分解酵素:SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの主な洗浄成分
ミリスチン酸K(石鹸):SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの主な洗浄成分
ヤシ油脂肪酸アシルグリシンナトリウム(アミノ酸系アニオン界面活性剤):SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの主な洗浄成分
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン(両性界面活性剤):アニオン界面活性剤との併用により、起泡力、洗浄力、粘度の向上。
界面活性剤の洗浄力はアニオン界面活性剤>両性界面活性剤、非イオン界面活性剤です。
洗顔料の洗浄力の強さは石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系、タウリン系です。
SIRTFL ブライト酵素洗顔パウダーの主な洗浄成分は蛋白分解酵素、石鹸、アミノ酸系アニオン界面活性剤、両性界面活性剤であることから、洗浄力は中の上程度だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
トウモロコシデンプン:スクラブ剤、感触改良剤、増粘剤
結晶セルロース:増粘剤、スクラブ剤
コメデンプン:吸着剤
デキストリン:増量剤
ヒドロキシプロピルメチルセルロース:増粘剤
精製水:溶剤
無水ケイ酸:スクラブ剤
塩化Na:増粘剤
無水エタノール:溶剤