今回はオルビス ホワイトクリアエッセンスの全成分表示の見方について書いていきます。
オルビス ホワイトクリアエッセンスの全成分表示の見方
オルビス ホワイトクリアエッセンスの全成分表示は以下の通りです。
デクスパンテノールW 、水、ソルビット液、α-オレフィンオリゴマー、濃グリセリン、BG、ジメチコン、水添大豆リン脂質、D-パントテニルアルコール、ジグリセリン、ベニバナエキス-1、シラカバエキス、桃葉エキス、シーグラスエキス、ヤグルマギクエキス、ベヘニルアルコール、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、水酸化K、ジエチレントリアミン5酢酸5Na液、グリセリンエチルヘキシルエーテル、フェノキシエタノール
医薬部外品(美白)
のマーカー:有効成分
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
オルビス ホワイトクリアエッセンスは医薬部外品であるため、化粧品と違い全成分が配合量の多い順に記載されていません。
そのため、配合量の多い成分と配合量1%以下の成分を判断するのは難しいです。
一方で、オルビス ホワイトクリアエッセンスは医薬部外品であるため有効成分が一定量配合されていることが保証されています。
そのため、医薬部外品であるオルビス ホワイトクリアエッセンスは化粧品に比べて高い美白効果が期待できると考えられます。
有効成分は のマーカーで示した成分です。
デクスパンテノールW:メラニンの蓄積を抑え、シミ・ソバカスを防ぎます。
美白成分の効果とシミの予防という記事で詳しく書いていますが、紫外線から肌を守るために表皮の大部分を占めるケラチノサイトが情報伝達物質を分泌することで、メラノサイト(メラニン細胞)を活性化しメラニン生成を促します。
メラノサイトで作られたメラニンがケラチノサイトに送られ過剰に蓄積するとシミになります。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
水添大豆リン脂質:乳化剤
キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体:増粘剤
水酸化K:pH調整剤、中和剤
ジエチレントリアミン5酢酸5Na液:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
グリセリンエチルヘキシルエーテル:抗菌
フェノキシエタノール:防腐剤