今回はオルビス ユードット ローションの全成分表示の見方について書いていきます。
オルビス ユードット ローションの全成分表示の見方
オルビス ユードット ローションの全成分表示は以下の通りです。
トラネキサム酸 、水、濃グリセリン、BG、イソプレングリコール、ソルビット液、スイカズラエキス、メマツヨイグサ抽出液、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジグリセリン、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、PEG(80)、クエン酸、クエン酸Na、アルギン酸Na、キサンタンガム、フェノキシエタノール、メチルパラベン
医薬部外品(美白)、医薬部外品(抗炎症)
のマーカー:有効成分
のマーカー:保湿成分
オルビス ユードット ローションは医薬部外品であるため、化粧品と違い全成分が配合量の多い順に記載されていません。
そのため、配合量の多い成分と配合量1%以下の成分を判断するのは難しいです。
一方で、オルビス ユードット ローションは医薬部外品であるため有効成分が一定量配合されていることが保証されています。
有効成分は のマーカーで示した成分です。
トラネキサム酸:メラニン生成を促す情報伝達物質であるプロスタグランジンの発生を抑制しメラニン生成を阻害する美白効果があります。
オルビス ユードット ローションはシミの予防に適した化粧水だと考えられます。
美白成分の効果とシミの予防という記事で詳しく書いていますが、紫外線から肌を守るために表皮の大部分を占めるケラチノサイトが情報伝達物質を分泌することで、メラノサイト(メラニン細胞)を活性化しメラニン生成を促します。
メラノサイトで作られたメラニンがケラチノサイトに送られ過剰に蓄積するとシミになります。
また、トラネキサム酸は肌荒れを促進するプラスミンというタンパク質分解酵素の生成を抑制する働きがあります。
オルビス ユードット ローションは保湿成分を多く配合しており、保湿効果の高い化粧水だと考えられます。
小じわは主に表皮の乾燥が原因であるため、表皮を保湿することで小じわを防止することができます。
また、乾燥により肌のキメが乱れると、肌の表面が凸凹になり光が乱反射することでくすみに繋がります。
オルビス ユードット ローションは保湿成分を多く配合しているため、乾燥による肌のキメの乱れを防止するのに役立つ化粧水だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.):基剤
クエン酸、クエン酸Na:pH調整剤
アルギン酸Na、キサンタンガム:増粘剤
フェノキシエタノール、メチルパラベン:防腐剤