今回は無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプの全成分表示の見方について書いて書いていきます。
無印良品化粧水・敏感肌用・高保湿タイプの全成分表示の見方
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプの全成分表示は以下の通りです。
水、DPG、グリセリン、PEG-32、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グレープフルーツ種子エキス、ポリクオタニウム-51、スベリヒユエキス、BG、フェノキシエタノール、PCA-Na、クエン酸Na、クエン酸
のマーカー:抗炎症成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
製品名に高保湿タイプと記載されている通り、保湿成分が多く配合されています。
加水分解水添デンプン以下の成分は配合率1%以下であることから、水、DPG、グリセリン、PEG-32、ジグリセリン、グリコシルトレハロースが主に保湿の役割を担っていると考えられます。
肌に水だけをつけても蒸発してしまうため、化粧水には水分を保持するために保湿成分が多く配合されています。
保湿成分が持つヒドロキシ基(-OH基)が水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
のマーカーで示した成分は抗炎症作用を持つ成分です。
製品名に敏感肌用と記載されているのは、主にアラントイン、スベリヒユエキスが配合されているためだと考えられます。
一方で、アラントイン、スベリヒユエキスは配合率1%以下であることから、抗炎症作用はあまり期待できないかもしれません。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
グレープフルーツ種子エキス:防腐剤
フェノキシエタノール:防腐剤
クエン酸Na:pH調整剤
クエン酸:pH調整剤
高保湿タイプ、しっとりタイプ、さっぱりタイプの違い
無印良品の化粧水・敏感肌用は高保湿タイプ、しっとりタイプ、さっぱりタイプがあります。
高保湿タイプ、しっとりタイプ、さっぱりタイプではどのような違いがあるのでしょうか。
無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプの全成分表示は以下の通りです。
水、DPG、グリセリン、PEG-32、ジグリセリン、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グレープフルーツ種子エキス、ポリクオタニウム-51、スベリヒユエキス、BG、フェノキシエタノール、PCA-Na、クエン酸Na、クエン酸
無印良品 化粧水・敏感肌用・しっとりタイプの全成分表示は以下の通りです。
水、グリセリン、DPG、PEG-32、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、PCA-Na、クエン酸、クエン酸Na、アラントイン、BG、フェノキシエタノール
無印良品 化粧水・敏感肌用・さっぱりタイプの全成分表示は以下の通りです。
水、DPG、グリセリン、PEG-32、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、スベリヒユエキス、ポリクオタニウム-51、グレープフルーツ種子エキス、PCA-Na、クエン酸、クエン酸Na、アラントイン、BG、フェノキシエタノール
それぞれの違いとして、高保湿タイプにはジグリセリンが配合されていますが、しっとりタイプ、さっぱりタイプにはジグリセリンが配合されてないことが挙げられます。
高保湿タイプはしっとりタイプ、さっぱりタイプの成分に加えてジグリセリンが比較的多量配合されていることから、保湿力は高保湿タイプ>しっとりタイプ、さっぱりタイプであることがわかります。
しっとりタイプ、さっぱりタイプの全成分表示は同じように見えますが、グリセリンとDPGの配合率が違っています。
スキンケアで重要な保湿成分の効果という記事で詳しく書いていますがグリセリンはDPGよりも保湿力が高いです。
化粧品の全成分表示は配合率が多い順に記載されています。
しっとりタイプの方がさっぱりタイプよりもグリセリンが多く配合されていることから、保湿力はしっとりタイプ>さっぱりタイプであることがわかります。
これらのことから、保湿力を重視する方には無印良品 化粧水・敏感肌用・高保湿タイプが適していると考えられます。