今回はメロウリュクスマスクの全成分表示の見方について書いていきます。
メロウリュクスマスクの全成分表示の見方
メロウリュクスマスクの全成分表示は以下の通りです。
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、グリセリン、ベヘントリモニウムクロリド、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、DPG、ステアリルアルコール、セタノール、セラミド2、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、メドウフォーム -δ-ラクトン、グルコシルルチン、ヘマチン、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ポリクオタニウム-61、ヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解コラーゲン、ミネラルオイル、バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油、テオブロマグランジフロルム種子脂、ダイズステロール、ダイズ種子エキス、ユズ果実エキス、ビワ葉エキス、加水分解シルク、イソステアロイル加水分解シルク、アモジメチコン、アミノプロピルジメチコン、セバシン酸ジエチル、トコフェロール、水添レシチン、イソステアリン酸、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メチルパラベン、エタノール、イソプロパノール、ラウレス-23、ラウレス-4、フェノキシエタノール、BG、香料
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカー:コーティング剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分(主にコーティング剤としての役割)
セラミド2以下の成分は配合率1%以下の成分であると考えられます。
カチオン界面活性剤は のマーカーで示した成分です。
カチオン界面活性剤が配合されていることでマイナスに帯電した髪にトリートメントが吸着し、髪を補修することができます。
ヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
セラミド2、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ユズ果実エキスはキューティクルを接着する役割があり、水分やタンパク質の流出を防ぎ髪を補修することができます。
化粧品で髪を補修するヘアケア方法という記事で詳しく書いていますが髪を補修する方法として、キューティクルが剥がれるのを防止する方法があります。
キューティクルが剥がれるのを防止する方法としてCMC(細胞膜複合体)を補うことが挙げられます。
CMC(細胞膜複合体)はキューティクル同士やキューティクルとコルテックを接着することで、髪の水分やタンパク質を保持する役割があります。
セラミド2、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ユズ果実エキスはCMC(細胞膜複合体)と似た機能を持つため、髪を補修することができます。
メドウフォーム-δ-ラクトンは加熱により毛髪ケラチンのアミノ基とアミド結合を形成することで髪を疎水化し保護する働きがあります。
ヘマチン:毛髪のケラチンと結合し髪を補修します。
加水分解ケラチン(羽毛)、加水分解ケラチン、加水分解シルク、イソステアロイル加水分解シルク:タンパク質に似た構造を持つ成分でダメージホールを補修することで髪を疎水化し髪の痛みを防止します。
ポリクオタニウム-61:毛髪を疎水化し、髪を補修します。
コーティング剤は のマーカーで示した成分です。
シリコンによって髪がコーティングされることにより、髪の摩擦によるダメージが軽減されたり、髪が艶のある質感に仕上がります。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が髪の水分と結合することで水分の流出を防ぎ、髪の乾燥を防止することができます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にコーティング剤としての役割があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
グルコシルルチン:酸化防止剤
ビワ葉エキス:抗老化
セバシン酸ジエチル:美容成分の浸透促進
トコフェロール:酸化防止剤
水添レシチン:防腐剤
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル:変色防止剤
メチルパラベン:防腐剤
エタノール、イソプロパノール:溶剤
ラウレス-23、ラウレス-4:乳化剤
フェノキシエタノール:防腐剤
BG:溶剤