今回は日本酒の化粧水 高保湿の全成分表示の見方について書いていきます。
日本酒の化粧水 高保湿の全成分表示の見方
日本酒の化粧水 高保湿の全成分表示は以下の通りです。
水、グリセリン、BG、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、セラミド3、セラミド6Ⅱ、 プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ダイズタンパク、マルチトール、メチルグルセス-10、 PEG-60水添ヒマシ油、ヒドロキシエチルセルロース、(スチレン/アクリル酸アルキル)コポリマーNa、 クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
肌に水だけをつけても蒸発してしまうため、化粧水には水分を保持するために保湿成分が多く配合されています。
保湿成分が持つヒドロキシ基(-OH基)が水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
グリセリン:分子内にヒドロキシ基(-OH基)を3つ持っており、水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
BG:分子内にヒドロキシ基(-OH基)を2つ持っており、水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。静菌作用。
スキンケアで重要な保湿成分の効果という記事で詳しく書いていますが、皮膚の水分量は基本的に皮脂、NMF(天然保湿因子)、細胞間脂質によって一定に保たれています。
NMF(天然保湿因子)は皮膚の水分量の約17~18%を維持しています。
NMF(天然保湿因子)の約40%はアミノ酸類が占めています。
コメ発酵液:アミノ酸を多く含んでいるため、保湿効果があります。
グルタミン酸、アルギニン、ロイシン:アミノ酸(保湿剤)
皮膚の水分量の約80%はセラミドなどの細胞間脂質が維持しています。
セラミド3、セラミド6IIはヒト型セラミドです。
ヒト型セラミドは人の肌に存在するセラミドと同じものであるため、最も効果的にセラミドを補うことができます。
セラミド3、セラミド6Ⅱ:保湿剤、肌荒れ防止
ダイズタンパク:保湿剤
マルチトール:保湿剤
メチルグルセス-10:保湿、皮膚柔軟効果
小じわは主に表皮の乾燥が原因であるため、表皮を保湿することで小じわを防止することができます。
また、乾燥により肌のキメが乱れると、肌の表面が凸凹になり光が乱反射することでくすみに繋がります。
日本酒の化粧水 高保湿は保湿成分を多く配合しているため、乾燥による肌のキメの乱れを防止するのに役立つ化粧水だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
プラセンタエキス:美白、保湿、抗酸化、抗老化(線維芽細胞増殖促進)
アルブチン:美白
グリチルリチン酸2K:抗炎症
PEG-60水添ヒマシ油:可溶化剤
ヒドロキシエチルセルロース:増粘剤
(スチレン/アクリル酸アルキル)コポリマーNa:増粘剤
クエン酸:pH調整剤
クエン酸Na:pH調整剤
フェノキシエタノール:防腐剤
メチルパラベン:防腐剤