今回はクリーミーハニーヘアマスクの全成分表示の見方について書いていきます。
クリーミーハニーヘアマスクの全成分表示の見方
クリーミーハニーヘアマスクの全成分表示は以下の通りです。
水、水添ポリイソブテン、セテアリルアルコール、ジメチコン、ベヘントリモニウムクロリド、ステアリン酸グリセリル、DPG、ハチミツ、加水分解ハチミツタンパク、乳脂、シア脂、γ-ドコサラクトン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド、フェニルトリメチコン、アモジメチコン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、クエン酸、セバシン酸ジエチル、クエン酸Na、イソプロパノール、エタノール、カラメル、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカー:コーティング剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分(主にコーティング剤としての役割)
ハチミツ以下の成分は配合率1%以下の成分であると考えられます。
カチオン界面活性剤は のマーカーで示した成分です。
カチオン界面活性剤が配合されていることでマイナスに帯電した髪にトリートメントが吸着し、髪を補修することができます。
クリーミーハニーヘアマスクはカチオン界面活性剤を多数配合しているため、トリートメントの吸着力と帯電防止効果が高いと考えられます。
ヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
加水分解ハチミツタンパク:キューティクル補修、毛髪ダメージ抑制効果
γ-ドコサラクトン:加熱により毛髪と結合を形成し髪を補修します。(キューティクル補修、髪のうねり、まとまり改善、髪のハリ、コシ改善。)
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa:キューティクルを接着する役割があり、水分やタンパク質の流出を防ぎ髪を補修することができます。
化粧品で髪を補修するヘアケア方法という記事で詳しく書いていますが、髪を補修する方法として、キューティクルが剥がれるのを防止する方法があります。
キューティクルが剥がれるのを防止する方法としてCMC(細胞膜複合体)を補うことが挙げられます。
CMC(細胞膜複合体)はキューティクル同士やキューティクルとコルテックを接着することで、髪の水分やタンパク質を保持する役割があります。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaはCMC(細胞膜複合体)と似た機能を持つため、髪を補修することができます。
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド:帯電防止、ヘアコンディショニング剤
コーティング剤は のマーカーで示した成分です。
シリコンによって髪がコーティングされることにより、髪の摩擦によるダメージが軽減されたり、髪が艶のある質感に仕上がります。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が髪の水分と結合することで水分の流出を防ぎ、髪の乾燥を防止することができます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にコーティング剤としての役割があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ステアリン酸グリセリル:乳化剤
クエン酸:pH調整剤
セバシン酸ジエチル:美容成分の浸透促進
クエン酸Na:pH調整剤
イソプロパノール:溶剤
エタノール:溶剤
カラメル:着色剤
フェノキシエタノール:防腐剤
安息香酸Na:防腐剤