今回はエクシア ブライトニング エクストラリッチミルクの全成分表示の見方について書いていきます。
ブライトニング エクストラリッチミルク
エクシア ブライトニング エクストラリッチミルクの全成分表示は以下の通りです。
トラネキサム酸、精製水、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、流動パラフィン、エタノール、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、ホホバ油、メチルポリシロキサン、濃グリセリン、dl-α-トコフェロール、d-δ-トコフェロール、アボカドエキス、アマチャヅルエキス、カモミラ水、シア脂、ムラサキシキブ果実エキス、リンゴエキス、レモングラス抽出液、γ-オリザノール、一人静エキス、海藻エキス(1)、アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80、エデト酸二ナトリウム、オレイン酸エチル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)、ステアリン酸硬化ヒマシ油、セトステアリルアルコール、ピロ亜硫酸ナトリウム、ベヘニルアルコール、ポリオキシエチレンアルキル(12~15)エーテルリン酸(8E.O.)、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、レシチン、親油型モノステアリン酸グリセリル、水酸化アルミニウム、水酸化ナトリウム、水素添加大豆リン脂質、フェノキシエタノール、香料、カラメル、酸化チタン
のマーカー:有効成分
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
エクシア ブライトニング エクストラリッチミルクは医薬部外品であるため、化粧品と違い全成分が配合量の多い順に記載されていません。
そのため、配合量の多い成分と配合量1%以下の成分を判断するのは難しいです。
一方で、エクシア ブライトニング エクストラリッチミルクは医薬部外品であるため有効成分が一定量配合されていることが保証されています。
有効成分は のマーカーで示した成分です。
トラネキサム酸:肌荒れを促進するプラスミンというタンパク質分解酵素の生成を抑制する働きがあります。
エクシア ブライトニング エクストラリッチミルクは肌荒れ、ニキビ、かゆみでお悩みの方に適した乳液だと考えられます。
また、エクシア ブライトニング エクストラリッチミルクはシミを予防するのに適した乳液だと考えられます。
美白成分の効果とシミの予防という記事で詳しく書いていますが、紫外線から肌を守るために表皮の大部分を占めるケラチノサイトが情報伝達物質を分泌することで、メラノサイト(メラニン細胞)を活性化しメラニン生成を促します。
メラノサイトで作られたメラニンがケラチノサイトに送られ過剰に蓄積するとシミになります。
トラネキサム酸はメラニン生成を促す情報伝達物質であるプロスタグランジンの発生を抑制しメラニン生成を阻害する美白効果があります。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
精製水:基剤
エタノール:清涼感付与、溶剤
dl-α-トコフェロール:血行促進、抗酸化
d-δ-トコフェロール:血行促進、抗酸化
カモミラ水:香料
ムラサキシキブ果実エキス:抗酸化
レモングラス抽出液:香料
γ-オリザノール:抗酸化、皮脂分泌促進、紫外線防御、温感作用
アクリル酸ナトリウム・アクリロイルジメチルタウリン酸ナトリウム共重合体/イソヘキサデカン/ポリソルベート80:増粘剤
エデト酸二ナトリウム:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム:増粘剤
ステアリン酸硬化ヒマシ油:乳化剤
ピロ亜硫酸ナトリウム:酸化防止剤
ポリオキシエチレンアルキル(12~15)エーテルリン酸(8E.O.):乳化剤
ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸:乳化剤
ポリオキシエチレンセチルエーテルリン酸:乳化剤
モノオレイン酸ソルビタン:乳化剤
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン:乳化剤
リン酸一水素ナトリウム:pH調整剤
リン酸二水素ナトリウム:pH調整剤
親油型モノステアリン酸グリセリル:乳化剤
水酸化アルミニウム:表面処理剤
水酸化ナトリウム:pH調整剤
水素添加大豆リン脂質:乳化剤
フェノキシエタノール:防腐剤
カラメル、酸化チタン:着色剤