今回はボタニカルヘアマスク ダメージケアの全成分表示の見方について書いていきます。
ボタニカルヘアマスク ダメージケアの全成分表示の見方
ボタニカルヘアマスク ダメージケアの全成分表示は以下の通りです。
水、ジメチコン、セテアリルアルコール、グリセリン、シクロペンタシロキサン、ベヘントリモニウムクロリド、アボカド油、アモジメチコン、ステアルトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムメトサルフェート、セラミドNG、メドウフォーム-δ-ラクトン、ユズ果実エキス、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、クロフサスグリ果実エキス、シャクヤク根エキス、スクワラン、イソアルキル(C10-40)アミドプロピルエチルジモニウムエトサルフェート、ヒアルロン酸Na、アセロラ果実エキス、サトウキビエキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、ローズマリー葉水、アスパラギン酸、アルギニン、グリシン、セリン、アラニン、プロリン、バリン、イソロイシン、トレオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、乳酸Na、PCA-Na、PCA、リンゴ酸、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、ワセリン、トコフェロール、セタノール、エタノール、イソプロパノール、BG、DPG、PPG-4セテス-20、ジメチコノール、アミノプロピルジメチコン、(ビスイソブチルPEG-14/アモジメチコン)コポリマー、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカー:コーティング剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分(主にコーティング剤としての役割)
アボカド油以下の成分は配合率1%以下の成分であると考えられます。
カチオン界面活性剤は のマーカーで示した成分です。
カチオン界面活性剤が配合されていることでマイナスに帯電した髪にトリートメントが吸着し、髪を補修することができます。
ボタニカルヘアマスク ダメージケアはカチオン界面活性剤を多数配合しているため、トリートメントの吸着力と帯電防止効果が高いと考えられます。
ヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
セラミドNG、ユズ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaはキューティクルを接着する役割があり、水分やタンパク質の流出を防ぎ髪を補修することができます。
化粧品で髪を補修するヘアケア方法という記事で詳しく書いていますが、髪を補修する方法として、キューティクルが剥がれるのを防止する方法があります。
キューティクルが剥がれるのを防止する方法としてCMC(細胞膜複合体)を補うことが挙げられます。
CMC(細胞膜複合体)はキューティクル同士やキューティクルとコルテックを接着することで、髪の水分やタンパク質を保持する役割があります。
セラミドNG、ユズ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaはCMC(細胞膜複合体)と似た機能を持つため、髪を補修することができます。
メドウフォーム-δ-ラクトン:加熱により毛髪ケラチンのアミノ基とアミド結合を形成することで髪を疎水化し保護する働きがあります。
コーティング剤は のマーカーで示した成分です。
シリコンによって髪がコーティングされることにより、髪の摩擦によるダメージが軽減されたり、髪が艶のある質感に仕上がります。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が髪の水分と結合することで水分の流出を防ぎ、髪の乾燥を防止することができます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にコーティング剤としての役割があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
クロフサスグリ果実エキス:保湿、抗炎症
アセロラ果実エキス:肌荒れ防止、肌の柔軟作用
ローズマリー葉水:抗菌、抗酸化、抗炎症
リンゴ酸:pH調整剤
トコフェロール:酸化防止剤
エタノール、イソプロパノール、BG、DPG:溶剤
PPG-4セテス-20:香料の可溶化(香料をシャンプーに溶かす)目的