ビタミンB1

食欲不振や疲労感はビタミンB1不足が原因だった!

食欲がない人や疲れやすい人はビタミンB1が不足しているのが原因かもしれません。
そこで、ビタミンB1の機能やビタミンB1の欠乏による症状、また、ビタミンB1不足を改善する方法について話していきたいと思います。

ビタミンB1の主な機能およびビタミンB1の欠乏による症状

ビタミンB1の機能として、解糖系の経路の一つであるペントースリン酸経路に関与するトランスケトラーゼという酵素の補酵素として働く作用があります。

解糖系とは糖(グルコース)の代謝経路で、糖(グルコース)を代謝しピルビン酸または、乳酸を生成します。そして、解糖系の目的は糖の代謝の過程で人間が活動を行うために必要なエネルギーであるATPを生産することです。

また、生体内で行われるほとんどの化学反応は、酵素の触媒によって反応速度が速くなることで初めて進行します。

そして、酵素が基質に完全に作用するために必要な補助物質が補酵素であり、補酵素は酵素のタンパク質部分と可逆的に結合して酵素作用の発現に寄与します。

そして、なぜ疲れやすい人がビタミンB1が不足しているのが原因であるかというと、補酵素であるビタミンB1が不足し酵素が正常に機能できなくなると糖の代謝の過程でエネルギーを生産できず、その分、疲労物質である乳酸が溜まることで疲れやすくなるからです。

また、ビタミンB1不足による症状として食欲不振なども挙げられます。

ビタミンB1の不足によって引き起こされる人体への影響というのは他にもあります。

例えば、ペントースリン酸経路では、NADPHの生成とリボースの供給という重要な2つの機能を行なっています。

NADPHは脂肪酸の生合成のような還元的合成に必須なものであり、リボースはヌクレオチドや核酸の生合成の材料として極めて重要です。

前述したように、生体内で行われるほとんどの化学反応は、酵素の触媒によって反応速度が速くなることで初めて進行します。

そのため、補酵素であるビタミンB1が不足し酵素が正常に機能できなかった場合、NADPHの生成やリボースの供給が困難になり、生命活動に必要な脂肪酸、ヌクレオチドや核酸などの生合成が行われなくなってしまいます。

ビタミンB1欠乏による心臓血管系、筋肉・神経系への影響

ビタミンB1欠乏では心臓血管系、筋肉・神経系に影響が生じます。

脚気はビタミンB1欠乏が主因であり、神経系への影響は特に末梢神経に対するもので、知覚異常と四肢の感覚麻痺などで腱反射がなくなり、筋力が弱体化し手足の緊張がなくなり、ついには歩行ができなくなります。

一方、心血管系への影響は中枢神経と心臓の機能に対するもので、運動時に動機の亢進、心拍出量の増加、心電図異常、頻脈(脈拍数が以上に多い状態)、心臓肥大、呼吸困難などがおこり、ついには心不全となります。

ビタミンB1の補酵素としての働きは神経細胞のエネルギー源であるグルコースの代謝に関与し、ペントースリン酸経路におけるエネルギーの生産、NADPH+H+の生産をすることです。

そして、これらの生産反応に多くのビタミンB1が必要であるため、ビタミンB1が欠乏すると正常に生産反応が起きず神経炎を引き起こします。

ビタミンB1不足の改善法

ビタミンB1欠乏の主な原因は食物からの摂取不足によることが多いです。そのため、ビタミンB1を多く含む食品を食べることが重要であると考えられます。

そして、ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉、うなぎ、小麦胚芽、きな粉、ひまわりの種などです。

特に豚肉はビタミンB1を多く含み、さらに一度に食べることができる量が多いため、ビタミンB1を摂取するのにおすすめです。

魚類、豆類は全般的にビタミンB1を多く含みます。一方で、ひまわりの種などの種実類はビタミンB1を多く含みますが、一度に食べることができる量が少ないため、ビタミンB1をあまり摂取できないと思われます。

また、ビタミンB1は水溶性ビタミンであり水に溶けやすい性質を持っているので、豚肉を煮込んだ料理などは汁まで飲むことでよりビタミンB1を摂取できるのではないでしょうか。

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