今回はトリコレ 温感生トリートメントの全成分表示の見方について書いていきます。
温感生トリートメントの全成分表示の見方
トリコレ 温感生トリートメントの全成分表示は以下の通りです。
PG、エタノール、ミリスチルアルコール、水、シクロペンタシロキサン、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、香料、イソプロパノール、乳酸Na、パンテノール、サリチル酸、メントール、セバシン酸ジエチル、BG、加水分解コラーゲン、γードコサラクトン、ゼラチン、グリセリン、加水分解ケラチン、カラスムギ穀粒エキス、グリシン、スピルリナプラテンシスエキス、セリン、グルタミン酸、加水分解トウモロコシタンパク、加水分解ダイズタンパク、加水分解コムギタンパク、フェノキシエタノール、アスパラギン酸、ロイシン、ショウブ根エキス、トウキンセンカ花エキス、チャ葉エキス、パセリエキス、ツボクサエキス、レモン果実エキス、イチョウ葉エキス、カンゾウ根エキス、ドクダミエキス、ラベンダーエキス、コメヌカエキス、エゴマ葉エキス、セージ葉エキス、セイヨウイラクサエキス、キウイエキス、イワギクエキス、オレンジ果実エキス、アラニン、リシン、アルギニン、チロシン、フェニルアラニン、プロリン、トレオニン、バリン、イソロイシン、ヒスチジン、システイン、メチオニン
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカー:コーティング剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分(主にコーティング剤としての役割)
香料以下の成分は配合率1%以下の成分であると考えられます。
カチオン界面活性剤は のマーカーで示した成分です。
カチオン界面活性剤が配合されていることでマイナスに帯電した髪にトリートメントが吸着し、髪を補修することができます。
トリコレ 温感生トリートメントはカチオン界面活性剤を多数配合しているため、トリートメントの吸着力と帯電防止効果が高いと考えられます。
主なヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
パンテノール:髪の内部に浸透し、髪を補修します。
γ-ドコサラクトン:加熱により毛髪と結合を形成し髪を補修します。(キューティクル補修、髪のうねり、まとまり改善、髪のハリ、コシ改善。)
ダメージ補修成分(アミノ酸):グリシン、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、ロイシン、アラニン、リシン、アルギニン、チロシン、フェニルアラニン、プロリン、トレオニン、バリン、イソロイシン、ヒスチジン、システイン、メチオニン
毛髪の約80%はケラチンタンパク質でできています。
キューティクルが剥がれるとタンパク質が流出してしまいダメージホールと呼ばれる空洞ができてしまいます。
ダメージホールに水分が入り込むことで髪の水素結合が切れてしまい髪の痛みに繋がります。
タンパク質の構成成分はアミノ酸であり、アミノ酸補うことで髪を補修することができます。
加水分解ケラチン、加水分解トウモロコシタンパク、加水分解ダイズタンパク、加水分解コムギタンパク:タンパク質に似た構造を持つ成分でダメージホールを補修することで髪を疎水化し髪の痛みを防止します。
コーティング剤は のマーカーで示した成分です。
シリコンによって髪がコーティングされることにより、髪の摩擦によるダメージが軽減されたり、髪が艶のある質感に仕上がります。
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が髪の水分と結合することで水分の流出を防ぎ、髪の乾燥を防止することができます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にコーティング剤としての役割があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
エタノール:清涼感付与、溶剤
水:基剤
イソプロパノール:溶剤
サリチル酸:防腐剤
メントール:冷涼感付与
セバシン酸ジエチル:美容成分の浸透促進
グリセリン:温感成分(肌の水分と混ざることで発熱し温感を与えます。)、保湿剤
フェノキシエタノール:防腐剤
トウキンセンカ花エキス:血行促進、抗菌
ツボクサエキス:皮膚修復、鎮静作用、抗老化(コラーゲン産生促進)、美白
カンゾウ根エキス:抗炎症
ドクダミエキス:抗炎症、抗シワ、抗酸化、抗糖化
ラベンダーエキス:抗菌:収れん(肌を引き締める効果)
コメヌカエキス:保湿、抗酸化
エゴマ葉エキス:抗アレルギー
セージ葉エキス:抗炎症、抗菌、収れん(肌を引き締める効果)、血行促進、、抗シワ