トラウマを抱えていると、日常的にトラウマ体験を思い出してしまい、生活に支障をきたしてしまうことがあります。今回はトラウマを克服する方法について考えていきます。
トラウマを克服する方法
トラウマを克服する方法は自分思考になることです。
心の傷となるような体験をした時に他人や環境のせいにする他人思考になると、時間が立ってからもつらい体験を何度も思い出すことに繋がります。
一方で、心の傷となるような体験をした時に自分の問題と捉え解決策を模索する思考になると強烈なストレスを乗り越え寧ろ成長を遂げることに繋がります。
ツァイガルニク効果により達成できなかったことの方が達成できたことよりも記憶に残りやすいです。
心の傷となるような体験をした時に他人思考になると、自分がどうすればその問題に遭遇せずにすむかということやその問題に遭遇した際にどうすれば解決できるかということを考えなくなり、問題が未解決の状態になってしまいます。
そして未解決となった心の傷となるような体験はツァイガルニク効果により記憶に残りやすくなり、過去を引きずって繰り返し思い出すことで記憶に定着してしまいます。
一方で心の傷となるような体験をした時に自分思考であれば、自分の問題と捉え解決策を模索することに力を注ぐので問題に対する原因や対処法を確立することができ、心の傷となるような体験を克服することができます。
繰り返し思い出す事柄は重要な記憶と認識され記憶に残りやすくなるため、嫌なことやつらいことを思考しないことが過去を引きずらない上で重要だと考えられます。
また、物事が上手くいかない時の対処法という記事で詳しく書いていますが、思考は現実化します。
そのため、嫌なことやつらいことを思考することは、嫌なことやつらいことを引き寄せることに繋がります。
そうは言ってもつい考えてしまうという人は物事に対する認識を変えることで思考せずにすむようになると考えられて。
つい嫌なことやつらいことを思考してしまう原因として、好きの反対が嫌いだと考えていることが挙げられます。
一方で、好きの反対は興味ないだと考えている人はそもそも嫌いだとかつらいだとか思わず興味ないになるのでその事柄に対して思考する時間がなくなります。
興味ないという認識を持つことで思考しなくなり、思考しなくなるとその事柄が遠ざかっていきます。
物事に対して他人思考ではなく自分思考であることがトラウマを克服する上で重要だと考えられます。