今回はスキンパワーエアリーの全成分表示の見方について書いていきます。
スキンパワーエアリーの全成分表示の見方
スキンパワーエアリーの全成分表示は以下の通りです。
水、ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、グリセリン、ナイアシンアミド、イソヘキサデカン、キシリトール、ペンチレングリコール、ジメチコン、イソステアリン酸イソプロピル、BG、ポリアクリルアミド、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、ステアリルアルコール、(C13,14)イソパラフィン、セタノール、酢酸トコフェロール、パンテノール、ベヘニルアルコール、ベンジルアルコール、ジメチコノール、酸化チタン、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ラウレス-7、メチルパラベン、ステアリン酸PEG-100、ステアリン酸ソルビタン、香料、EDTA-2Na、シャクヤク根エキス、プロピルパラベン、エチルパラベン、ステアリン酸、セテアリルグルコシド、パルミチン酸、セテアリルアルコール、ポリメチルシルセスキオキサン、ポリソルベート80(コムギ)、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、水酸化Na、オレイン酸ソルビタン、酸化鉄、ドクダミエキス、パルミトイルペンタペプチド-4、メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル)、オランダカイウ花/茎エキス、ポリクオタニウム-7、メチコン
のマーカー:油性成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
小じわは主に表皮の乾燥が原因であるため、表皮を保湿することで小じわを防止することができます。
また、乾燥により肌のキメが乱れると、肌の表面が凸凹になり光が乱反射することでくすみに繋がります。
スキンパワーエアリーは保湿成分を多く配合しているため、乾燥による肌のキメの乱れを防止するのに役立つ乳液だと考えられます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
エイジングケアによる肌トラブルの予防という記事で詳しく書いていますが、加齢によってコラーゲン繊維が減少すると深いシワやたるみに繋がります。
スキンパワーエアリーはナイアシンアミド(コラーゲン合成促進作用)の配合率が高いことから、シワ、たるみの予防に役立つ乳液だと考えられます。
乳液はクリームに比べて油性成分が少ないため、かたさを調整するために増粘剤が配合されていることが多いです。
増粘剤:(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
スキンパワーエアリーは保湿成分とエモリエント成分がバランス良く配合された乳液だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ナイアシンアミド:保湿(セラミド合成促進)、美白、抗シワ(コラーゲン合成促進)
ポリアクリルアミド:増粘剤
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー:感触改良剤
酢酸トコフェロール:抗酸化
パンテノール:保湿、皮膚治癒、肌荒れ防止、抗炎症
ベンジルアルコール:溶剤
酸化チタン:着色剤
ラウレス-7:乳化剤
メチルパラベン:防腐剤
ステアリン酸PEG-100:乳化剤
ステアリン酸ソルビタン:乳化剤
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
プロピルパラベン:防腐剤
シャクヤク根エキス:保湿、抗老化、抗炎症、抗酸化
エチルパラベン:防腐剤
セテアリルグルコシド:乳化剤
ポリメチルシルセスキオキサン:ソフトフォーカス効果(光散乱効果によってシワや毛穴を目立たなくする)
ポリソルベート80(コムギ):乳化剤
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル:乳化剤
水酸化Na:中和剤、pH調整剤
オレイン酸ソルビタン:乳化剤
酸化鉄:着色剤
パルミトイルペンタペプチド-4:抗シワ(コラーゲン産生促進)
メチルシラノールトリ(ヤシ脂肪酸PEG-8グリセリル):エモリエント剤
ポリクオタニウム-7:皮膜形成剤
メチコン:表面処理剤