普段使っていたシャンプーが売っていない場合や今使っているシャンプーが合わない場合にシャンプーを買い替える必要があると思います。一方で、どのシャンプーを選べばいいかわからないという方もいるのではないでしょうか。今回はシャンプーを買い替える時の選び方について考えていきます。
シャンプーの洗浄力で選ぶ
普段使っていたシャンプーが売っていなかったため、違うシャンプーを買う必要がある方は普段使っていたシャンプーと同じ様なシャンプーを選びたいと考えていると思います。
普段使っていたシャンプーと同じ様なシャンプーを選びたい方は、普段使っていたシャンプーの主な洗浄料と同じ様な洗浄料が使われているシャンプーを選ぶと肌に合ったシャンプーを選べると考えられます。
シャンプーを買い替える際にシャンプーの洗浄力で選ぶと良い理由として、シャンプーの洗浄料が変わると肌荒れに繋がる可能性があるためです。
シャンプーの洗浄料は、硫酸系、スルホン酸系、石鹸系、カルボン酸系、アミノ酸系、両性イオン系に分類されます。
シャンプーの洗浄力は硫酸系>スルホン酸系>石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系>両性イオン系です。
硫酸系の洗浄料は、ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Naなどです。
スルホン酸系の洗浄料は、ラウリルベンゼンスルホン酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸などです。
石鹸系の洗浄料は、カリ石けん素地、ラウリン酸K、ミリスチン酸K、パルミチン酸Kなどです。
石鹸系の洗浄料は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸+水酸化カリウムのような場合もあります。
カルボン酸系の洗浄料は、ラウレス-4カルボン酸Na、ラウレス-5酢酸Naなどです。
アミノ酸系の洗浄料は、ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルメチルアラニンNaなどです。
両性イオン系の洗浄料は、コカミドプロピルベタインなどです。
自分が今まで使っていたシャンプーの洗浄料を調べ、その洗浄料が使われているシャンプーを買うことでシャンプーの買い替えによる肌荒れを防止し、自分に合ったシャンプーを選べると考えられます。
また、シャンプーの使用感も同じ様なシャンプーを選びたいという場合はヘアコンディショニング剤も考慮に入れると良いと考えられます。
ヘアコンディショニング剤はポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-10などです。
ヘアコンディショニング剤は指通りや泡立ちなどに関係してくるため、今まで使っていたシャンプーにヘアコンディショニング剤が入っており、自分に合っていた場合は同じヘアコンディショニング剤が配合されているシャンプーに買い替えると良いのではないでしょうか。
植物エキスなどの機能性成分は基本的に1%以下の配合率なので、シャンプーを買い替える際にあまり影響を及ぼさないと考えられます。
植物エキスなどの機能性成分より上に記載されている配合率の高い成分を考慮するとよりシャンプーの買い替えが上手くいくと考えられます。
シャンプーが合わないため買い替えるという方は、シャンプーの洗浄力が強いため自分の肌に合ってない場合とシャンプーの洗浄力が弱いため自分の肌に合ってない場合が考えられます。
シャンプーの洗浄力が強いため自分の肌に合ってない場合は、どちらかといえば肌が弱い方が主な洗浄料が硫酸系、スルホン酸系、石鹸系の洗浄料のシャンプーを使用しているため肌に合っていない可能性が考えられます。
シャンプーの洗浄力が強いため自分の肌に合ってない人は、主な洗浄料がカルボン酸系、アミノ酸系、両性イオン系のシャンプーに買い替えると良いのではないでしょうか。
一方で、シャンプーの洗浄力が弱いため自分の肌に合ってない人はオイリー肌である可能性が考えられます。
シャンプーの洗浄力が弱いため自分の肌に合ってないので今使っているシャンプーの洗浄力より高い洗浄力のシャンプーに買い替えると良いのではないでしょうか。
家族など他の誰かとシャンプーを共有しており、使っているシャンプーが変わったことで肌荒れを起こしているという人は以前使っていたシャンプーと使われている洗浄料が違っている可能性が考えられるので確認してみると良いと考えられます。