親や周囲の人に言われたように勉強して学校に進んだ人、就職した人の中にはそこで待ち受けていたものが自分にとって良い環境でなかったなんて人もいると思います。今回はレール通りの人生を歩んできたのに辛い原因と対策について考えていきます。
レール通りの人生を歩んできたのに辛い原因
レール通りの人生を歩んできたのに辛い原因は考えることを放棄して人生の選択肢を他人の判断に委ねたためだと考えられます。
考えることを放棄して人生の選択肢を他人の判断に委ねると、自分が大して好きでもなければ得意でもないことに溢れた環境に身を置くことになる可能性が高くなります。
レール通りの人生を歩んできて世間的には評価の良い環境がそこにはあるはずなのに、自分が大して好きでもなければ得意でもないことに溢れた環境であるため本人は全く快適ではなく寧ろ不快な環境であると感じることがあります。
しかし、世間的には良いとされているので自分に合っていないと薄々感じつつ中々それを認めることができないため辛いと感じてしまいます。
大して好きでもなければ得意でもなかったけれど努力して安泰だといわれている選択肢を選んだのだから報われるはずだと考えるのではないでしょうか。
一方で、大して好きでもなければ得意でもなかったことを努力して突破したその先に待っている環境というのは、実はその好きでもなければ得意でもなかったことをさらに続けなければならない環境である可能性が高いです。
よくよく考えたら当たり前なのですが、その大して好きでもなければ得意でもなかったことを必要とする環境だからその大して好きでもなければ得意でもなかったことをすることがその先の環境に行くために必要であったのであってその先にはそれらが溢れている環境が待っています。
そして自分の好きなことや得意なことが全然ないその環境に身を置いて、初めて自分が何が好きで何が得意であったのかということに気が付くのではないでしょうか。
世間的には努力することは素晴らしいことだと認識されてますが、大して努力しなくても人並み以上にできることこそが本当に得意なことであり、自分の人生を豊かにしてくれるものなのではないでしょうか。
また、自分の好きなことと世間的に評価の良いとされているものは必ずしも同じではない理由として、他人と自分は別の生き物であることが考えられます。
同じ人間ではありますが他人と自分というのは思っている以上に物の感じ方や捉え方が違っており、まさに別の生き物です。
そんな中、世間的に良いとされている選択肢はおそらく誰に対しても最も無難と思われる選択肢です。
そのため、それが良いか悪いかというのは個人差があり、自分の好きなことや得意なこととその世間的に最も無難な選択肢がかけ離れている人ほどレール通りの人生を歩んで辛いと感じてしまうのではないでしょうか。
好きなことや得意なことをやって来なかったのは成功するか不安だったからだと考えられます。
一方で、挑戦しなかった後悔を解消する方法という記事で詳しく書いていますが、成功するかどうかは行動するかどうかです。
何かを始めるのに年齢は関係ないと思うので、レール通りの人生を歩んできたのに辛いという人は行動に移してみるのが良いのではないでしょうか。