オキシトシンというホルモンを知っていますか。オキシトシンは抱擁をすると分泌され幸福感を高めてくれるホルモンです。スキンシップは幸福感を高めるために重要であると考えられます。
スキンシップとオキシトシン
抱擁をすると一日の3分の1のストレスが低減するというのを聞いたことがあります。
実際、好きな人と抱擁をした時に幸せな気持ちになると思いますが、これは抱擁によってオキシトシンが分泌され幸福感が高まったためです。
オキシトシンは抱擁、愛撫、セックス、見つめ合うことなどによって分泌されます。
恋人とスキンシップを行いオキシトシンを分泌させ幸福感を高めることで愛情が深まるのではないかと考えられます。
また、オキシトシンは妊娠、出産時に大量に分泌され母乳を出しやすくする働きがあります。オキシトシンは自分の子供を愛おしいと思う気持ちを高める働きがあり、母と子の愛情を深めるために重要なホルモンです。
スキンシップがオキシトシンの分泌に最も効果的ですが、スキンシップをする相手がいない場合でも、感動すること、感謝の気持ちを持つこと、相手を思いやること、ペットと触れ合うことなどによってもオキシトシンを分泌することができるそうです。
生きていれば失うものもあると思いますが失ったものではなく自分が今持っているものに目を向けることが重要だと考えられます。
自分が今持っているものに目を向けると元々いいものを持っていたことに気付けたり、今あるもののありがたみに気付けると思います。
自分が今持っているもののありがたみに気付けることで幸福感は増すのではないでしょうか。