今回はオルビス オフクリームの全成分表示の見方について書いていきます。
オルビス オフクリームの全成分表示の見方
オルビス オフクリームの全成分表示は以下の通りです。
パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサン酸セチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、水、BG、イソステアリン酸PEG-12、ステアリン酸PEG-25、ミツロウ、スクワラン、イソステアリン酸PEG-20グリセリル、シクロペンタシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ヒアルロン酸Na、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花水、グリセリン、ステアリン酸ソルビタン、ステアリン酸グリセリル(SE)、トコフェロール、フェノキシエタノール、メチルパラベン、プロピルパラベン
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:非イオン界面活性剤
のマーカー:エモリエント剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
オルビス オフクリームは油で化粧(油性成分)を落とすタイプのクレンジング料です。
クレンジング料には、オイル系、クリーム系、ミルク系、リキッド・ジェル系、ローション系などがあり、洗浄力、摩擦力に違いがあります。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
オルビス オフクリームはクリーム系のクレンジング料であり、洗浄力や摩擦力のバランスが良く比較的肌に優しいクレンジング料だと考えられます。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
クレンジングに使用される油性成分として、炭化水素、シリコン、エステル、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸などが挙げられます。
洗浄力の強さは炭化水素>シリコン>エステル>油脂>高級アルコール>高級脂肪酸です。
パルミチン酸エチルヘキシル:エステル
エチルヘキサン酸セチル:エステル
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル:エステル
オルビス オフクリームの主な洗浄成分はエステルであることから、洗浄力は上の中程度だと考えられます。
クリーム系クレンジング料はリキッドファンデーション、BBクリーム、パウダーミネラルファンデーションなどを落とすのに適したクレンジング料です。
のマーカーで示した成分は非イオン界面活性剤です。
クリーム系クレンジング料における非イオン界面活性剤は乳化剤、洗浄補助剤としての役割があります。
エモリエント剤は のマーカーで示した成分です。
ミツロウ:ロウ(ワックス)
スクワラン:炭化水素
シクロペンタシロキサン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン:シリコン
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
BG:保湿
ヒアルロン酸Na:保湿
(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー:保湿
ローマカミツレ花エキス:保湿、抗炎症、抗菌
ローズマリー葉エキス:抗炎症、抗菌、美白、抗老化、血流促進
ラベンダー花水:抗炎症、抗菌、皮脂調整
グリセリン:保湿
トコフェロール:酸化防止剤
フェノキシエタノール:防腐剤
メチルパラベン:防腐剤
プロピルパラベン:防腐剤