今回はモイスチュアコントロール ヘアパックの全成分表示の見方について書いていきます。
モイスチュアコントロール ヘアパックの全成分表示の見方
モイスチュアコントロール ヘアパックの全成分表示は以下の通りです。
水、PG、ジメチコン、セテアリルアルコール、トリエチルヘキサノイン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ベヘントリモニウムクロリド、グリセリン、アストロカリウムムルムル種子脂、アルガニアスピノサ核油、グリシン、セラミド2、ツベルアエスチブムエキス、トコフェロール、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ホホバ種子油、アモジメチコン、イソプロパノール、エタノール、クエン酸、コレステロール、ジグルコシル没食子酸、ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セテス-20、ベヘニルアルコール、ポリクオタニウム-7、ラウレス-23、ラウレス-4、ラウレス硫酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、安息香酸Na、香料
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカー:コーティング剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分(主にコーティング剤としての役割)
アストロカリウムムルムル種子脂以下の成分は配合率1%以下の成分であると考えられます。
カチオン界面活性剤は のマーカーで示した成分です。
カチオン界面活性剤が配合されていることでマイナスに帯電した髪にトリートメントが吸着し、髪を補修することができます。
モイスチュアコントロール ヘアパックはカチオン界面活性剤を多数配合しているため、トリートメントの吸着力と帯電防止効果が高いと考えられます。
ヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
セラミド2:キューティクルを接着する役割があり、水分やタンパク質の流出を防ぎ髪を補修することができます。
ツベルアエスチブムエキス:CMC構成成分アミノ酸を含み、髪を補修します。
CMC(細胞膜複合体)はキューティクル同士やキューティクルとコルテックを接着することで、髪の水分やタンパク質を保持する役割があります。
ジグルコシル没食子酸:キューティクル補修、ダメージホール補修、髪にハリ、コシを与えます。
ポリクオタニウム-7:帯電防止、ヘアコンディショニング剤
コーティング剤は のマーカーで示した成分です。
シリコンによって髪がコーティングされることにより、髪の摩擦によるダメージが軽減されたり、髪が艶のある質感に仕上がります。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が髪の水分と結合することで水分の流出を防ぎ、髪の乾燥を防止することができます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にコーティング剤としての役割があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
トコフェロール:酸化防止剤
イソプロパノール、エタノール:溶剤
クエン酸:pH調整剤
セテス-20:乳化剤
ラウレス-23、ラウレス-4、ラウレス硫酸Na:乳化剤
フェノキシエタノール、メチルパラベン、安息香酸Na:防腐剤