今回はヴェレダ モイスチャークレンジングミルクの全成分表示の見方について書いていきます。
モイスチャークレンジングミルクの全成分表示の見方
ヴェレダ モイスチャークレンジングミルクの全成分表示は以下の通りです。
水、オリーブ果実油、ホホバ種子油、プロパンジオール、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、ココイルグルタミン酸2Na、エタノール、ベヘニルアルコール、カプリン酸ポリグリセリル-3、ハマメリス水、香料、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、アニス酸 、アラビアゴム、キサンタンガム、ココイルグルタミン酸Na
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
ヴェレダ モイスチャークレンジングミルクは溶剤型のミルク系クレンジング料です。
同じもの同士は良く混ざる性質があるため、油で化粧(油性成分)を落とすことができます。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
クレンジングに配合されている油は主に炭化水素、エステル、油脂に分けられます。
洗浄力の強さは炭化水素系>エステル系>油脂系です。
オリーブ果実油:油脂
ホホバ種子油:油脂
ヴェレダ モイスチャークレンジングミルクの主な洗浄成分は油脂であることから、洗浄力は上の下程度だと考えられます。
油脂は皮脂の構造と近いため、油脂系クレンジングオイルは使用後に乾燥しにくい特徴があります。
ヴェレダ モイスチャークレンジングミルクの主な洗浄成分は油脂であるため、肌に優しいクレンジングミルクだと考えられます。
洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
洗浄補助剤は油で化粧(油性成分)を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
プロパンジオール、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス:保湿剤
エタノール:溶剤
ベヘニルアルコール:乳化補助剤、感触改良剤
ハマメリス水:収れん作用(肌を引き締める効果)、皮脂分泌をコントロールする作用
アニス酸:防腐剤
アラビアゴム、キサンタンガム:増粘剤