口紅は唇に色を付けるためのメイクアップ化粧品であり、リップクリームは唇を乾燥から守るための化粧品です。一方で、色付きリップのような口紅に近いリップクリームも存在しています。今回は口紅、リップクリーム、リップティントの違いについて考えていきます。
口紅とリップクリームの違い
口紅とリップクリームの大きな違いは口紅は唇に色を付けるのが目的であり、リップクリームは唇を乾燥から守るのが目的であることです。
一方で、口紅とリップクリームはほぼ油性成分でできており、色の無い口紅はリップクリームとほぼ同じです。そのため、口紅にも唇を乾燥から守るエモリエント効果があると考えられます。
口紅は油性成分+色材
リップクリームは油性成分+抗炎症成分+保湿成分
口紅とリップグロス
口紅は色を付けるのが目的であり、リップグロスは艶を出すための化粧品です。
艶感のある口紅を使えばリップグロスはいらないかもしれません。
口紅は作るのに使用した油性成分の性質がそのまま出ます。
艶のある油性成分とパール顔料を原料に使用することで艶のある口紅を作ることができます。
一方で、顔料を多めに配合し、揮発性の油性成分で顔料と皮膜形成剤を唇に付けることでマット感のある口紅を作ることができます。
落ちない口紅とリップティント
口紅をしていると色移りしてしまい口紅が落ちてしまうということがあり、それを解決する製品として落ちない口紅というのが流行りました。
落ちない口紅は時間とともに唇の上で油分が蒸発して膜を形成することで落ちない仕組みとなっています。
落ちない口紅と同様に落ちないリップとしてリップティントが挙げられます。
リップティントは落ちないという点では落ちない口紅と同じですが、落ちない仕組みが口紅と違っています。
普通の口紅は顔料を油性成分で分散させ唇の上に塗っているのに対して、リップティントは染料で唇を染めているため落ちない仕組みとなっています。
リップティントは落ちないというメリットがある一方で、唇を染めているため色素定着する可能性があります。
そのため、使用後は専用のリムーバーで落とすことが色素定着を防ぐ上で重要だと考えられます。
また、唇はターンオーバーが早いため、もし色素定着してしまった場合でも時間とともに元に戻っていくと考えられます。
リップを選ぶ際に落ちないことや保湿効果があることなど機能性を重視する人も増えてきているのではないでしょうか。
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