今回はキールズ DS ライン コンセントレート 12.5 Cの全成分表示の見方について書いていきます。
キールズ DS ライン コンセントレート 12.5 Cの全成分表示の見方
キールズ DS ライン コンセントレート 12.5 Cの全成分表示は以下の通りです。
PG、ジメチコン、グリセリン、アスコルビン酸、パルミチン酸エチルヘキシル、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、ジメチコンクロスポリマー、アスコルビルグルコシド、シクロヘキサシロキサン、ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、ラウロイルリシン、(アクリロニトリル/メタクリル酸メチル/塩化ビニリデン)コポリマー、ポリシリコーン-11、アデノシン、加水分解ヒアルロン酸、リモネン、イソブタン、オレンジ果皮油、レモン果皮油、シトラール、テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
のマーカー:抗酸化成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分は肌の水分と結合することで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
抗酸化成分は のマーカーで示した成分です。
アスコルビン酸:抗酸化、美白(メラニンを還元することによってメラニン生成の過程の前の物質に戻す効果)、抗老化(コラーゲン合成促進)
アスコルビルグルコシド:抗酸化、美白、抗炎症、抗老化(コラーゲン産生促進)
エイジングケアによる肌トラブルの予防という記事で詳しく書いていますが、肌が酸化すると本来の機能を失い肌トラブルの原因となります。
細胞膜はリン脂質によって構成されており、リン脂質はリン酸と脂肪酸でできています。
そのため、反応性の高い活性酸素によって肌が酸化されるとリン脂質の脂肪酸が酸化されて過酸化脂質となり細胞膜が破壊されてしまうことで肌荒れに繋がります。
キールズ DS ライン コンセントレート 12.5 Cは抗酸化成分の配合率が比較的高いため、肌荒れの予防に役立つ美容液だと考えられます。
また、アスコルビン酸、アスコルビルグルコシドは美白作用、抗老化(コラーゲン産生促進)作用があるため、キールズ DS ライン コンセントレート 12.5 Cはシミ、シワの予防に役立つ美容液だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン:シリコンの乳化剤
ジメチコンクロスポリマー:増粘剤、乳化安定剤
ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸:pH調整剤
ラウロイルリシン:感触改良剤
(アクリロニトリル/メタクリル酸メチル/塩化ビニリデン)コポリマー:滑沢剤(製品の滑りを良くする役割)
ポリシリコーン-11;皮膜形成剤
アデノシン:保湿、血行促進、シワ改善
リモネン、オレンジ果皮油、レモン果皮油、シトラール:香料
イソブタン:溶剤
テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル:酸化防止剤