今回はキールズクリームUFCの全成分表示の見方について書いていきます。
キールズクリームUFCの全成分表示の見方
キールズクリームUFCの全成分表示は以下の通りです。
水、グリセリン、シクロヘキサシロキサン、スクワラン、ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、ステアリン酸スクロース、ステアリルアルコール、ステアリン酸PEG-8、尿酸、ミリスチン酸、テトラエチルヘキサン酸ベンタエリスリチル、アンズ核油、フェノキシエタノール、アボカド油、オリーブ果実油、コメヌカ油、セタノール、ステアリン酸グリセリル、チガヤ根エキス、ステアリン酸、メチルバラベン、クロルフェネシン、バルミチン酸、EDTA-2Na、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、プロビルバラベン、カルボマー、TEA、アーモンド油、キサンタンガム、水酸化Na、トコフェロール、シュードアルテロモナス発酵エキス、ヒドロキシバルミトイルスフィンガニン、カプリリルグリコール
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
のマーカー:油性成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分は肌の水分と結合することで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
クリームに配合されている油性成分は炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、油脂、ロウ(ワックス)、シリコンに分けられます。
配合している油性成分の種類によってクリームの使用感に違いがあります。
シクロヘキサシロキサン(シリコン):感触改良剤(ベタつきを抑えてさっぱり感を付与します。)
スクワラン(炭化水素):エモリエント剤、感触改良剤
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン(ワックス):エモリエント剤、感触改良剤(べたつき軽減)
ステアリルアルコール(高級アルコール):乳化補助剤、かたさ調整剤
ミリスチン酸(高級脂肪酸):感触改良剤
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(エステル):エモリエント剤
アンズ核油、アボカド油、オリーブ果実油、コメヌカ油、アーモンド油(油脂):エモリエント剤
セタノール(高級アルコール):乳化補助剤、かたさ調整剤
ステアリン酸(高級脂肪酸):感触改良剤
パルミチン酸(高級脂肪酸):感触改良剤
キールズクリームUFCは油性成分が多いため、エモリエント効果の高いクリームだと考えられます。
キールズクリームUFCは油分をより補いたい人に適したクリームだと考えられます。
一方で、キールズクリームUFCは油性成分を多く配合しているにも関わらず、乳液のような軽いテクスチャーであるのが特徴です。
キールズクリームUFCが乳液のような軽いテクスチャーである理由として、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーを配合していることが挙げられます。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーが水酸化Na、TEAとの中和反応によって水和ゲルを形成することでキールズクリームUFCは乳液のような軽いテクスチャーを実現していると考えられます。
キールズクリームUFCは油分を補いたいけれど、べたつかないクリームを使用したいという人に適したクリームだと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ステアリン酸スクロース:乳化剤
ステアリン酸PEG-8:乳化剤
フェノキシエタノール:防腐剤
ステアリン酸グリセリル:乳化剤
メチルパラベン:防腐剤
クロルフェネシン:防腐剤
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
プロピルパラベン:防腐剤
カルボマー:増粘剤
キサンタンガム:増粘剤
トコフェロール:酸化防止剤