今回はカネボウ ソフニング クリーム クレンジングの全成分表示の見方について書いていきます。
カネボウ ソフニング クリーム クレンジングの全成分表示の見方
カネボウ ソフニング クリーム クレンジングの全成分表示は以下の通りです。
ミネラルオイル、水、DPG、ステアリン酸PEG-6ソルビタン、ポリソルベート60、イソノナン酸イソノニル、パルミチン酸セチル、ミツロウ、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル、ステアロイルグルタミン酸Na、ジメチコン、トリベヘニン、カニナバラ果実油、香料、EDTA-2Na、フェノキシエタノール
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤
のマーカー:エモリエント剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
カネボウ ソフニング クリーム クレンジングは油で化粧(油性成分)を落とすタイプのクレンジング料です。
同じもの同士は良く混ざる性質があるため、油で化粧(油性成分)を落とすことができます。
クレンジング料には、オイル系、クリーム系、ミルク系、リキッド・ジェル系、ローション系などがあり、洗浄力、摩擦力に違いがあります。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
カネボウ ソフニング クリーム クレンジングはクリーム系のクレンジング料であり、洗浄力や摩擦力のバランスが良く比較的肌に優しいクレンジング料だと考えられます。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
クレンジングに使用される油性成分として、炭化水素、シリコン、エステル、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸などが挙げられます。
洗浄力の強さは炭化水素>シリコン>エステル>油脂>高級アルコール>高級脂肪酸です。
ミネラルオイル:炭化水素
イソノナン酸イソノニル:エステル
パルミチン酸セチル:エステル
カネボウ ソフニング クリーム クレンジングの主な洗浄成分は炭化水素、エステルであることから、洗浄力は強いと考えられます。
洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
洗浄補助剤は油で化粧(油性成分)を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
エモリエント剤は のマーカーで示した成分です。
ミツロウ:ロウ(ワックス)
ステアリン酸:高級脂肪酸
ジメチコン:シリコン
トリベヘニン:エステル
カニナバラ果実油:油脂
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
DPG:保湿剤
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
フェノキシエタノール:防腐剤