今回は資生堂 イハダ 薬用エマルジョンの全成分表示の見方について書いていきます。
イハダ 薬用エマルジョンの全成分表示の見方
資生堂 イハダ 薬用エマルジョンの全成分表示は以下の通りです。
アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウム、精製水、濃グリセリン、α-オレフィンオリゴマー、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ワセリン、デカメチルテトラシロキサン、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、ベヘニルアルコール、バチルアルコール、カルボキシビニルポリマー、ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)ジメチルエーテル、水酸化カリウム、キサンタンガム、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル)、メタリン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、L-グルタミン酸ナトリウム、常水、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、フェノキシエタノール
のマーカー:有効成分
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
資生堂 イハダ 薬用エマルジョンは医薬部外品であるため、化粧品と違い全成分が配合量の多い順に記載されていません。
そのため、配合量の多い成分と配合量1%以下の成分を判断するのは難しいです。
一方で、資生堂 イハダ 薬用エマルジョンは医薬部外品であるため有効成分が一定量配合されていることが保証されています。
有効成分は のマーカーで示した成分です。
アラントイン:抗炎症作用
グリチルリチン酸ジカリウム:抗炎症作用
アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用を持つことから、資生堂 イハダ 薬用エマルジョンは肌荒れ、ニキビ、かゆみでお悩みの方に適した乳液だと考えられます。
また、アラントイン、グリチルリチン酸ジカリウムは抗炎症作用を持つため、紫外線によって引き起こされる炎症を抑制する働きがあり、日焼け後のアフターケアとして使用することでシミを最小限に抑えることができると考えられます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
精製水:基剤
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル:乳化剤
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル:乳化剤
カルボキシビニルポリマー:増粘剤
水酸化カリウム:pH調整剤、中和剤
キサンタンガム:増粘剤
メタリン酸ナトリウム:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
ピロ亜硫酸ナトリウム:酸化防止剤
常水:基剤
フェノキシエタノール:防腐剤