今回はイグニス モイストクレンジングクリームの全成分表示の見方について書いていきます。
イグニス モイストクレンジングクリームの全成分表示の見方
イグニス モイストクレンジングクリームの全成分表示は以下の通りです。
ミネラルオイル、水、BG、ワセリン、グリセリン、セテアリルアルコール、ステアリン酸グリセリル、アルテア根エキス、アンズ核油、ウイキョウ果実エキス、コメヌカエキス、トコフェロール、ブドウ葉エキス、マカデミアナッツ油、モモ葉エキス、加水分解クダモノトケイソウ果汁エキス、PEG-10水添ヒマシ油、PEG-40水添ヒマシ油、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー、ジメチコン、スクワラン、ステアロイルメチルタウリンNa、ドロマイト、ベヘニルアルコール、ラウリン酸ポリグリセリル-10、水酸化Na、フェノキシエタノール、香料、カラメル
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:エモリエント剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
イグニス モイストクレンジングクリームは油で化粧(油性成分)を落とすタイプのクレンジング料です。
同じもの同士は良く混ざる性質があるため、油で化粧(油性成分)を落とすことができます。
クレンジング料には、オイル系、クリーム系、ミルク系、リキッド・ジェル系、ローション系などがあり、洗浄力、摩擦力に違いがあります。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
イグニス モイストクレンジングクリームはクリーム系のクレンジング料であり、洗浄力や摩擦力のバランスが良く比較的肌に優しいクレンジング料だと考えられます。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
クレンジングに使用される油性成分として、炭化水素、シリコン、エステル、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸などが挙げられます。
洗浄力の強さは炭化水素>シリコン>エステル>油脂>高級アルコール>高級脂肪酸です。
ミネラルオイル・:炭化水素
セテアリルアルコール:高級アルコール
ワセリン:炭化水素
イグニス モイストクレンジングクリームの主な洗浄成分は炭化水素、高級アルコールであることから、洗浄力は比較的強いと考えられます。
洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
洗浄補助剤は油で化粧(油性成分)を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
エモリエント剤は のマーカーで示した成分です。
アンズ核油:油脂
マカデミアナッツ油:油脂
ジメチコン:シリコン
スクワラン:炭化水素
ベヘニルアルコール:高級アルコール
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ウイキョウ果実エキス:保湿、抗酸化、細胞活性、抗紫外線
コメヌカエキス:保湿、美白、抗酸化
トコフェロール:酸化防止剤
ブドウ葉エキス:抗アレルギー、抗糖化、抗老化、抗酸化、収れん(肌を引き締める効果)
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマー:増粘剤
水酸化Na:pH調整剤、中和剤
フェノキシエタノール:防腐剤
カラメル:着色剤