物事が上手くいかないと何をやっても失敗する想像をしてしまいがちです。しかし、そこで失敗する想像をしてしまうとまた物事が上手くいかなくなってしまいます。今回は物事が上手くいかない時の対処法について考えていきます。
思考は現実化する
物事が上手くいかない時の対処法は、物事が上手くいく想像をすることです。
物事が上手くいく想像をして物事に当たると上手くいきます。
皆さん聞いたことがあるかもしれませんが、思考は現実化します。
何かをやっている時につい失敗する想像をしてしまうと思いますが、失敗する想像をすると実際に失敗します。
皆さんも失敗したくないなと思っている時に限って失敗してしまう経験があるのではないでしょうか。
思考が現実化する理由として、物事は観測によって結果が決まることが挙げられます。
思考が現実化する理由
物質を構成する最小単位は量子であり、量子には電子、中性子、陽子などがあります。
量子には粒子の性質と波の性質があり、観測によって粒子であるか波であるか決まります。
このことが物事は観測によって結果が決まること、思考が現実化することに繋がっています。
量子には粒子の性質と波の性質がある証明として二重スリット実験が挙げられます。
以下の図のように二重スリットに向けて電子のビームを当てると、二重スリットの模様がスクリーンに映し出されると思いますが、不思議なことに実際は縞模様がスクリーンに映し出されました。
このことから電子は粒子であり波でもあるということがわかります。電子は波でもあるため、波の干渉によって縞模様ができたのです。
一方で、同じ実験をビデオカメラで観測して行った場合どうなったかというと、以下のように二重スリットの模様がスクリーンに映し出されたのです。
このことから観測するか観測しないかによって電子は挙動を変えることがわかります。観測された瞬間電子は粒子になるのです。
つまり、観測することによって結果が決まることになります。
電子は量子の一種であり、量子は物質を構成する最小単位なので物質は量子からできています。
観測されることによってはじめて物質は存在することになります。
人間を構成する最小単位も量子であり、観測することによって結果が決まることは人間にも当てはまります。
そのため、思考が現実化するのです。失敗する想像を認識(観測)することによって物事は失敗になります。
逆に言えば、成功する想像をすれば物事は成功になります。
このことから、物事が上手くいかない時の対処法として物事が上手くいく想像をすることが効果的だと考えられます。