今回は極潤プレミアムヒアルロン液の全成分表示の見方について書いていきます。
極潤プレミアムヒアルロン液の全成分表示の見方
極潤プレミアムヒアルロン液の全成分表示は以下の通りです。
水、BG、ヒドロキシエチルウレア、ペンチレングリコール、PPG-10メチルグルコース、DPG、ジグリセリン、ヒアルロン酸Na、加水分解ヒアルロン酸、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、ヒアルロン酸クロスポリマーNa、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液、加水分解ヒアルロン酸Na、スイゼンジノリ多糖体(サクラン)、加水分解水添デンプン、グリコシルトレハロース、ソルビトール、クエン酸トリエチル、PEG-32、カルボマー、PEG-75、コハク酸2Na、プロパンジオール、コハク酸ジエトキシエチル、水酸化K、コハク酸、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-51、カプリルヒドロキサム酸、ヒドロキシエチルセルロース、キサンタンガム、フェノキシエタノール
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
極潤プレミアムヒアルロン液は保湿成分を多く配合しており、かなり保湿効果の高い化粧水だと考えられます。
肌に水だけをつけても蒸発してしまうため、化粧水には水分を保持するために保湿成分が多く配合されています。
保湿成分が持つヒドロキシ基(-OH基)が水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
分子構造上、水(H2O)と水素結合する(-OH基)が多い物質の方が高い保湿効果があります。
BG:分子内にヒドロキシ基(-OH基)を2つ持っており、水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。静菌作用。
ヒドロキシエチルウレア:保湿剤、皮膚柔軟効果
ペンチレングリコール:分子内にヒドロキシ基(-OH基)を2つ持っており、水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。静菌作用。
PPG-10メチルグルコース:保湿剤、エモリエント剤
DPG:分子内にヒドロキシ基(-OH基)を2つ持っており、水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。静菌作用。
ジグリセリン:分子内にヒドロキシ基(-OH基)を4つ持っており、水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
ヒアルロン酸Na:ヒドロキシ基(-OH基)を多く持っており、水(H2O)を抱え込むことができるため高い保湿力があります。
ヒアルロン酸の保湿力を高めた成分:加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)、アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム(肌吸着型ヒアルロン酸)、ヒアルロン酸クロスポリマーNa(3Dヒアルロン酸)、乳酸球菌/ヒアルロン酸発酵液(発酵ヒアルロン酸)、加水分解ヒアルロン酸Na(浸透型ヒアルロン酸)
スイゼンジノリ多糖体(サクラン):ヒアルロン酸の5倍以上の保湿力があります。
加水分解水添デンプン:保湿、抗炎症、肌荒れ防止
グリコシルトレハロース:保湿、細胞保護
ソルビトール:保湿、皮膚柔軟効果
PEG-32:保湿
プロパンジオール:保湿、抗菌
ポリクオタニウム-51:ヒアルロン酸の2倍の保湿力、肌のバリア機能改善
極潤プレミアムヒアルロン液は保湿成分を多く配合しているため、保湿効果を重視している方に適した化粧水だと考えられます。
また、極潤プレミアムヒアルロン液は保湿成分を多く配合していることから、小じわ対策に適した化粧水だと考えられます。
小じわは主に表皮の乾燥が原因であるため、表皮を保湿することで小じわを防止することができます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
クエン酸トリエチル:柔軟剤
カルボマー:増粘剤
PEG-75:乳化補助剤、増粘剤
コハク酸2Na:pH調整剤
コハク酸ジエトキシエチル:エモリエント剤
水酸化K:pH調整剤
コハク酸:pH調整剤
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
カプリルヒドロキサム酸:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
ヒドロキシエチルセルロース:増粘剤
キサンタンガム:増粘剤
フェノキシエタノール:防腐剤