今回はジェントル バイオ クレンジングウォーターの全成分表示の見方について書いていきます。
ジェントル バイオ クレンジングウォーターの全成分表示の見方
ジェントル バイオ クレンジングウォーターの全成分表示は以下の通りです。
水、BG、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、(C13-15)アルカン、エチルヘキサン酸セチル、オレイン酸ソルビタン、ラベンダー花水、ローズマリー葉水、テトラオレイン酸ソルベス-30、加水分解卵殻膜、ビフィズス菌培養溶解質、アロエベラ液汁、ヨモギ葉エキス、シソ葉エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セージ葉エキス、サボンソウ葉エキス、セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP、ヒアルロン酸Na、リン酸2Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、フィトスフィンゴシン、プラセンタエキス(ウマ)、ラウロイルラクチレートNa、1,2-ヘキサンジオール、コレステロール、ゴボウ根エキス、オタネニンジン根エキス、ワサビノキ種子エキス、レモン果実エキス、フェノキシエタノール、カルボマー、キサンタンガム、グリセリン、トコフェロール、クエン酸
のマーカー:界面活性剤型の洗浄成分
のマーカー:溶剤型の洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤
のマーカー:保湿成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
ジェントル バイオ クレンジングウォーターは溶剤型と界面活性剤型の両方の機能を持つリキッド系クレンジング料だと考えられます。
クレンジング料には、オイル系、クリーム系、ミルク系、リキッド・ジェル系、ローション系などがあり、洗浄力、摩擦力に違いがあります。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
界面活性剤型の洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
多価アルコールのBGと非イオン界面活性剤のヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルが作る液晶の中に化粧(油性成分)を包み込むことで化粧(油性成分)を落とすことができます。
液晶とは固体と液体の中間の状態にある物質です。
溶剤型の洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
同じもの同士は良く混ざる性質があるため、油で化粧(油性成分)を落とすことができます。
クレンジングに使用される油性成分として、炭化水素、シリコン、エステル、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸などが挙げられます。
洗浄力の強さは炭化水素>シリコン>エステル>油脂>高級アルコール>高級脂肪酸です。
(C13-15)アルカン:炭化水素
エチルヘキサン酸セチル:エステル
ジェントル バイオ クレンジングウォーターは溶剤型と界面活性剤型の両方の機能を持つリキッド系クレンジング料であり、溶剤型の洗浄成分が炭化水素、エステルであることから、洗浄力は中の上程度だと考えられます。
洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
オレイン酸ソルビタン、テトラオレイン酸ソルベス-30、ラウロイルラクチレートNa:油で化粧(油性成分)を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
サボンソウ葉エキス:天然の洗浄剤
ワサビノキ種子エキス:汚れ吸着剤
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
ジェントル バイオ クレンジングウォーターは保湿成分を多く配合したクレンジング料です。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ラベンダー花水:抗炎症、抗菌、皮脂調整
ローズマリー葉水:抗菌、抗酸化、抗炎症
加水分解卵殻膜:保湿、抗老化(線維芽細胞産生促進)
ビフィズス菌培養溶解質:保湿、抗老化(線維芽細胞活性作用)
リン酸2Na:pH調整剤
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:美白、抗酸化、抗炎症、抗老化(コラーゲン産生促進)
フィトスフィンゴシン:保湿、抗菌、抗炎症
プラセンタエキス(ウマ):美白、保湿、抗酸化、抗老化(線維芽細胞増殖促進)
コレステロール:セラミドの安定化
ゴボウ根エキス:血行促進、保湿、美白
フェノキシエタノール:防腐剤
カルボマー、キサンタンガム:増粘剤
トコフェロール:酸化防止剤
クエン酸;pH調整剤