今回はジェニフィックアドバンストNの全成分表示の見方について書いていきます。
ジェニフィックアドバンストNの全成分表示の見方
ジェニフィックアドバンストNの全成分表示は以下の通りです。
水、BG、ビフィズス菌培養溶解質、変性アルコール、グリセリン、ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸、アスコルビルグルコシド、乳酸桿菌、トコフェロール、安息香酸Na、フェノキシエタノール、アデノシン、酵母エキス、PEG-8、PPG-3ミリスチル、ポリムニアソンチホリア根汁、マルトデキストリン、サリチロイルフィトスフィンゴシン、ポリアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム、リモネン、マンノース、ペンチレングリコール、リナロール、α-グルカンオリゴサッカリド、カプリリルグリコール、カルボマー、メチルグルセス-20、水酸化K、シトロネロール、香料
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
ジェニフィックアドバンストNは保湿成分を多く配合しており、保湿効果の高い美容液だと考えられます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
肌のpHと常在菌という記事で詳しく書いていますが、私たちの皮膚には常在菌が存在し、それらが肌のコンディションに影響しています。
ジェニフィックアドバンストNは常在菌が過ごしやすい肌環境を整える成分を多く配合しているため、肌トラブルの予防に役立つ美容液だと考えられます。
整肌成分:ビフィズス菌培養溶解質、乳酸桿菌、酵母エキス、ポリムニアソンチホリア根汁、 マンノース、α-グルカンオリゴサッカリド
エイジングケアによる肌トラブルの予防という記事で詳しく書いていますが、加齢によって線維芽細胞の働きが衰えるとコラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸が減少し深いシワやたるみに繋がります。
ジェニフィックアドバンストNはビフィズス菌培養溶解質(線維芽細胞活性作用)の配合率の高いため、シワ、たるみの予防に役立つ美容液だと考えられます。
肌のハリは真皮のコラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸によって保たれています。
線維芽細胞はコラーゲン繊維、エラスチン繊維、ヒアルロン酸を生産する働きがあります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ビフィズス菌培養溶解質:保湿、抗老化(線維芽細胞活性作用)
変性アルコール:清涼感付与、溶剤
ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸:pH調整剤
アスコルビルグルコシド:美白、抗炎症、抗老化(コラーゲン産生促進)
乳酸桿菌:抗炎症、免疫調節、肌のバリア機能改善
トコフェロール:酸化防止剤
安息香酸Na:防腐剤
フェノキシエタノール:防腐剤
アデノシン:保湿、血行促進、シワ改善
マルトデキストリン:賦形剤(増量剤)
サリチロイルフィトスフィンゴシン:抗老化(肌の光老化防止)
ポリアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム:増粘剤
リモネン:香料
リナロール:香料
α-グルカンオリゴサッカリド:皮膚上の常在菌のバランスを調節、皮膚のpH
カルボマー:増粘剤
水酸化K:pH調整剤
シトロネロール:香料