今回はEPIS クレンジングジェルの全成分表示の見方について書いていきます。
EPIS クレンジングジェルの全成分表示の見方
EPIS クレンジングジェルの全成分表示は以下の通りです。
水、DPG、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、イソドデカン、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、グリセリン、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ホホバ種子油、レモン果皮油、クスノキ樹皮油、ショウズク種子油、ビターオレンジ花油、アルガニアスピノサ核油、ビルベリー葉エキス、カミツレ花エキス、キュウリ果実エキス、ラベンダー花エキス、セイヨウサンザシ果実エキス、カニナバラ果実エキス、ウメ果実エキス、ヒキオコシ葉/茎エキス、ハトムギ種子エキス、チャ葉エキス、カミメボウキ葉エキス、オタネニンジン根エキス、アマチャヅル葉エキス、カンゾウ根エキス、レイシ柄エキス、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、トコフェロール、1,2-ヘキサンジオール、ラウリン酸ポリグリセリル-10、BG、カプリリルグリコール、キサンタンガム、カルボマー、水酸化K、フェノキシエタノール
のマーカー：界面活性剤型の洗浄成分
のマーカー：洗浄補助剤
のマーカー：保湿成分
のマーカーで示した成分は配合率１％以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧（油性成分）を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧（油性成分）を落とす仕組みです。
EPIS クレンジングジェルは界面活性剤型のジェル系クレンジング料です。
洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
多価アルコールのDPG、グリセリンと非イオン界面活性剤のヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリルが作る液晶の中に化粧（油性成分）を包み込むことで化粧（油性成分）を落とすことができます。
液晶とは固体と液体の中間の状態にある物質です。
クレンジング料には、オイル系、クリーム系、ミルク系、リキッド・ジェル系、ローション系などがあり、洗浄力、摩擦力に違いがあります。
クレンジング料の洗浄力はオイル系＞クリーム系＞ミルク系、リキッド・ジェル系＞ローション系です。
EPIS クレンジングジェルは界面活性剤型のジェル系クレンジング料であることから洗浄力は中の中程度だと考えられます。
洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール：洗浄補助剤
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル-10（非イオン界面活性剤）：油で化粧（油性成分）を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
EPIS クレンジングジェルは保湿成分を多く配合したクレンジングです。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水：基剤
イソドデカン：溶剤
ホホバ種子油、アルガニアスピノサ核油：エモリエント剤
レモン果皮油、クスノキ樹皮油、ショウズク種子油、ビターオレンジ花油、カミメボウキ葉エキス：香料
カンゾウ根エキス：抗炎症
トコフェロール：酸化防止剤
キサンタンガム、カルボマー：増粘剤
水酸化K：ｐＨ調整剤、中和剤
フェノキシエタノール：防腐剤
