今回はデオコ スカルプケアシャンプーの全成分表示の見方について書いていきます。
デオコ スカルプケアシャンプーの全成分表示の見方
デオコ スカルプケアシャンプーの全成分表示は以下の通りです。
水、ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドDEA、DPG、イソステアラミドプロピルベタイン、ラウリルヒドロキシスルタイン、カオリン(白泥)、炭、リン酸アスコルビルMg(ビタミンC誘導体)、ラウリン酸PG、PPG-3カプリリルエーテル、ポリクオタニウム-47、ココイル加水分解ケラチンK(羊毛)、ジステアリン酸グリコール、ポリクオタニウム-39、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、リン酸2Na、ポリクオタニウム-10、PG、o-シメン-5-オール、EDTA-2Na、クエン酸、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、安息香酸Na、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、メントール、イソステアリルアルコール、フェノキシエタノール、香料
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤、起泡剤、増粘剤
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
イソステアラミドプロピルベタイン(両性界面活性剤):洗浄剤、起泡剤、泡質改善剤、すすぎ時の感触改良剤
ラウリルヒドロキシスルタイン(両性界面活性剤):アニオン界面活性剤との併用により、起泡力、洗浄力、粘度の向上。ラウレス硫酸Na、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの刺激緩和。
界面活性剤の洗浄力はアニオン界面活性剤>両性界面活性剤、非イオン界面活性剤です。
アニオン界面活性剤の洗浄力の強さは硫酸系>スルホン酸系>石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系、タウリン系です。
デオコ スカルプケアシャンプーの主な洗浄成分は硫酸系アニオン界面活性剤、スルホン酸系アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤であることから、洗浄力は強いと考えられます。
その他の洗浄補助剤、起泡剤、増粘剤は のマーカーで示した成分です。
カオリン(白泥):汚れ吸着剤
炭:汚れ吸着剤
ラウリン酸PG:洗浄補助剤、増粘剤
ココイル加水分解ケラチンK(羊毛):洗浄補助剤、起泡剤
ヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
PPG-3カプリリルエーテル:髪をコーティングすることで髪にまとまりを与え、艶のある質感に仕上げます。
ポリクオタニウム-47:シャンプー時の指通りを良くする効果や静電気を防止する効果があります。
ポリクオタニウム-39:起泡剤、泡質改善剤、界面活性剤の刺激緩和、帯電防止剤
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド:帯電防止、ヘアコンディショニング剤
ポリクオタニウム-10:シャンプー時の指通りを良くする効果や静電気を防止する効果があります。
シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール:毛髪への有効成分の浸透を促進し、髪を補修します。
(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー:毛髪補修、ツヤ感の向上、毛髪になめらかさを付与、CMC(細胞膜複合体)を補う効果
デオコ スカルプケアシャンプーはヘアコンディショニング剤を多く配合したシャンプーです。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
DPG:保湿剤
リン酸アスコルビルMg(ビタミンC誘導体):美白、抗老化(コラーゲン産生促進)
ジステアリン酸グリコール:パール剤
リン酸2Na:pH調整剤
PG:保湿剤
o-シメン-5-オール:防腐剤、アクネ菌増殖抑制による抗菌剤、消臭剤
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
クエン酸:pH調整剤
安息香酸Na:防腐剤
メントール:冷涼感付与
イソステアリルアルコール:感触改良剤
フェノキシエタノール:防腐剤