今回はシカプラスバームクリームの全成分表示の見方について書いていきます。
シカプラスバームクリームの全成分表示の見方
シカプラスバームクリームの全成分表示は以下の通りです。
水、グリセリン、BG、トレハロース、シクロペンタシロキサン、1,2-ヘキサンジオール、グリセレス-26、ナイアシンアミド、ポリグリセリン-3、プロパンジオール、リンゴ種子油、セテアリルアルコール、ヘキサ脂肪酸(C5-9)ジペンタ エリスリチルエステルズ、シクロヘキサシロキサン、 ステアリン酸グリセリル、(アクリル酸ヒドロキシエ チル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、ステアリン酸PEG-100、トチャカエキス、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、サトウキビエキス、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、PEG-11メチルエーテルジメチコン、マンニトール、結晶セルロース、 コーンスターチ、TEA、香料、PEG/PPG-19/19ジメチコン、パンテノール、キサンタンガム、ヒポファエラムノイデス果実エキス、エチルヘキシルグリセリン、アデノシン、エーデルワイスカルス培養エキス、EDTA-2Na、カオリン、ヒアルロン酸Na、 ツボクサエキス 、マデカッソシ ド 、カプリリルグリコール、アスコルビルグルコシド、ベタイン
のマーカー:油性成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
シカプラスバームクリームは保湿成分を多く配合しており、保湿効果の高いクリームだと考えられます。
小じわは主に表皮の乾燥が原因であるため、表皮を保湿することで小じわを防止することができます。
また、乾燥により肌のキメが乱れると、肌の表面が凸凹になり光が乱反射することでくすみに繋がります。
シカプラスバームクリームは保湿成分を多く配合しているため、乾燥による肌のキメの乱れを防止するのに役立つクリームだと考えられます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
エイジングケアによる肌トラブルの予防という記事で詳しく書いていますが、加齢によってコラーゲン繊維が減少すると深いシワやたるみに繋がります。
シカプラスバームクリームはナイアシンアミド(コラーゲン合成促進作用)を比較的多く配合していることから、シワ、たるみの予防に役立つクリームだと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ナイアシンアミド:保湿(セラミド合成促進)、美白、抗シワ(コラーゲン合成促進)
ステアリン酸グリセリル:乳化剤
(アクリル酸ヒドロキシエ チル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー:増粘剤
ステアリン酸PEG-100:乳化剤
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー:感触改良剤
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー:増粘剤
PEG-11メチル エーテルジメチコン:シリコンの乳化剤、感触改良剤
結晶セルロース:増粘剤
コーンスターチ:付着剤、増粘剤
TEA:pH調整剤
PEG/PPG-19/19ジメチコン:乳化剤
キサンタンガム:増粘剤
ヒポファエラムノイデス果実エキス:抗酸化
アデノシン:保湿、血行促進、シワ改善
エーデルワイスカルス培養エキス:保湿、鎮静、抗シワ、抗酸化
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
カオリン:賦形剤、付着剤
ツボクサエキス:皮膚修復、鎮静作用、抗老化(コラーゲン産生促進)、美白
アシアチコシド:保湿、抗糖化、抗老化(コラーゲン産生促進)、皮膚の再生、鎮静作用
アスコルビルグルコシド:美白、抗炎症、抗老化(コラーゲン産生促進)