今回はクレージュシャンプーの全成分表示の見方について書いていきます。
クレージュシャンプーの全成分表示の見方
クレージュシャンプーはクレージュシャンプーSとクレージュシャンプーDがあります。
クレージュシャンプーSの全成分表示は以下の通りです。
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、BG、ベントナイト、ポリクオタニウム-51、バオバブ種子油、グリチルリチン酸2K、ユビキノン、加水分解ヒアルロン酸、加水分解ケラチン(羊毛)、ブドウ種子エキス、ザクロ果実エキス、ポリクオタニウム-10、センブリエキス、オタネニンジン根エキス、ショウガ根エキス、シャクヤク根エキス、セージ葉エキス、カンフル、メントール、ティーツリー葉油、ラベンダー油、グレープフルーツ果実エキス、レモングラス葉/茎エキス、ココイルリンゴアミノ酸Na、セラミドNG、エチルへキシルグリセリン、エチドロン酸4Na、リンゴ酸、ラウレス-4、PPG-4セテス-20、DPG、カラメル、グリセリン、エタノール、水添レシチン、ベタイン、PCA-Na、ソルビトール、セリン、グリシン、グルタミン酸、デキストリン、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤、起泡剤
のマーカー:ヘアコンディショニング剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na(スルホン酸系アニオン界面活性剤):クレージュシャンプーSの主な洗浄成分
コカミドプロピルベタイン(両性界面活性剤):アニオン界面活性剤との併用により、起泡力、洗浄力、粘度の向上。オレフィン(C14-16)スルホン酸Naの刺激緩和。
コカミドDEA(非イオン界面活性剤):アニオン界面活性剤の起泡力、洗浄力の向上。増粘剤、可溶化剤
界面活性剤の洗浄力はアニオン界面活性剤>両性界面活性剤、非イオン界面活性剤です。
アニオン界面活性剤の洗浄力の強さは硫酸系>スルホン酸系>石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系、タウリン系です。
クレージュシャンプーSの主な洗浄成分はスルホン酸系アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤であることから、洗浄力は上の下程度だと考えられます。
その他の洗浄補助剤、起泡剤は のマーカーで示した成分です。
ベントナイト:汚れ吸着剤
ココイルリンゴアミノ酸Na(アミノ酸系アニオン界面活性剤):洗浄補助剤、起泡剤
ヘアコンディショニング剤は のマーカーで示した成分です。
ポリクオタニウム-51、セラミドNG:キューティクルを接着する役割があり、水分やタンパク質の流出を防ぎ髪を補修することができます。
加水分解ケラチン(羊毛):タンパク質に似た構造を持つ成分でダメージホールを補修することで髪を疎水化し髪の痛みを防止します。
ポリクオタニウム-10:シャンプー時の指通りを良くする効果や静電気を防止する効果があります。
ダメージ補修成分(アミノ酸):セリン、グリシン、グルタミン酸、アラニン、リシン、アルギニン、トレオニン、プロリン
毛髪の約80%はケラチンタンパク質でできています。
キューティクルが剥がれるとタンパク質が流出してしまいダメージホールと呼ばれる空洞ができてしまいます。
ダメージホールに水分が入り込むことで髪の水素結合が切れてしまい髪の痛みに繋がります。
タンパク質の構成成分はアミノ酸であり、アミノ酸補うことで髪を補修することができます。
クレージュシャンプーSは保湿成分が多く配合されています。
保湿成分:BG、ユビキノン、加水分解ヒアルロン酸、ザクロ果実エキス、シャクヤク根エキス、グレープフルーツ果実エキス、レモングラス葉/茎エキス、エチルへキシルグリセリン、DPG、カラメル、グリセリン、ベタイン、PCA-Na、ソルビトール
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水;基剤
バオバブ種子油:エモリエント剤
グリチルリチン酸2K:抗炎症
ブドウ種子エキス:抗炎症、抗酸化、抗糖化、美白
センブリエキス:育毛
オタネニンジン根エキス:育毛
ショウガ根エキス:血行促進、抗老化、育毛
セージ葉エキス:抗炎症、抗老化
カンフル:清涼感付与
メントール:冷涼感付与
ティーツリー葉油:精油
ラベンダー油:精油
エチドロン酸4Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
リンゴ酸:pH調整剤、ピーリング剤
ラウレス-4:乳化剤
PPG-4セテス-20:乳化剤
エタノール:清涼感付与
水添レシチン:乳化剤
デキストリン:増粘剤
メチルパラベン:防腐剤
フェノキシエタノール:防腐剤
クレージュシャンプーDの全成分表示は以下の通りです。