今回はエスプリーク コンフォート メイククリームの全成分表示の見方について書いていきます。
コンフォート メイククリームの全成分表示の見方
エスプリーク コンフォート メイククリームの全成分表示は以下の通りです。
水、シクロメチコン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、メチルトリメチコン、エタノール、イソノナン酸イソトリデシル、PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、タルク、ジステアルジモニウムヘクトライト、パルミチン酸オクチル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、ポリメチルシルセスキオキサン、シロキクラゲエキス、トコフェロール、メドウフォーム油、加水分解コラーゲン、加水分解ヒアルロン酸、BG、BHT、(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー、(水添ポリブタジエン/グリコール/HDI)コポリマー、アルムK、エチルヘキサン酸セチル、ジメチコン、スクワラン、ステアラルコニウムヘクトライト、ステアロイルグルタミン酸2Na、セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン、テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル、トリエトキシカプリリルシラン、ハイドロゲンジメチコン、ヒドロキシアパタイト、ポリイソプレン、ポリプロピレン、メタクリル酸メチルクロスポリマー、ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、ラウリン酸ポリグリセリル-10、レシチン、塩化Na、水酸化Al、水添レシチン、フェノキシエタノール、メチルパラベン、マイカ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
エスプリーク コンフォート メイククリームは乳液、日やけ止め、ライトメイクの役割があります。
エスプリーク コンフォート メイククリームはSPF50+、PA++++の化粧品です。
紫外線吸収剤、紫外線散乱剤は のマーカーで示した成分です。
紫外線散乱剤と紫外線吸収剤による日焼け止めの効果という記事で詳しく書いていますが、紫外線散乱剤は物理的に紫外線を反射する働き、紫外線吸収剤は紫外線を吸収し熱などの別のエネルギーに変換することで紫外線の肌への影響を抑える働きがあります。
日焼けで皮膚が赤く炎症を起こすのはUVBが原因です。
UVBはエネルギーが強いため細胞の遺伝子を傷つけ皮膚がんの原因になります。
SPFはSun Protection Facterの略でUVBの防止効果を表す数値です。
日焼けで皮膚が赤く炎症を起こすまでの時間を何倍に伸ばすかを表しています。
日本人の場合、真夏の晴れた日では約25分で皮膚が赤く炎症を起こします。
エスプリーク コンフォート メイククリームはSPF50+であるため、25分×50=1250分(20時間50分)以上、皮膚が赤く炎症を起こすのを伸ばす効果があります。
日焼けでメラニンが増加し皮膚が黒くなるのは主にUVAが原因です。
メラニンが増えるとシミの原因となります。
PAはProtection Grade of UVAの略でUVAの防止効果を表す数値です。
UVAにより皮膚が黒くなるのは、もともと皮膚にあるメラニンがUVAにより酸化して直ぐに黒くなる即時型黒化とメラニンが増加し数日後、皮膚が黒くなる遅延型黒化があります。
そして、PAは即時型黒化を起こすまでの時間を何倍に伸ばすかを表しています。
エスプリーク コンフォート メイククリームはPA++++であるため、即時型黒化を起こすまでの時間を16倍以上伸ばす効果があるとされています。
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル:UVBを吸収する紫外線吸収剤
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル:UVAを吸収する紫外線吸収剤
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール:UVAおよびUVBを吸収する紫外線吸収剤、紫外線散乱剤
ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン:UVAおよびUVBを吸収する紫外線吸収剤
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
エタノール:溶剤
PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:シリコンの乳化剤
タルク:滑沢剤(製品の滑りを良くする役割)
ジステアルジモニウムヘクトライト:増粘剤、分散剤(固体粒子を均一に分散させる役割)
ポリメチルシルセスキオキサン:ソフトフォーカス効果(光散乱効果によってシワや毛穴を目立たなくする)
トコフェロール:酸化防止剤
BHT:酸化防止剤
(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)クロスポリマー:毛穴ケア
(水添ポリブタジエン/グリコール/HDI)コポリマー: 肌に密着し、塗布膜を作る役割
アルムK:毛穴ケア
ジメチコン、ヒドロキシアパタイト、水添レシチン、マイカ、酸化亜鉛:テカリを抑える役割
ステアラルコニウムヘクトライト:増粘剤、分散剤(固体粒子を均一に分散させる役割)
ステアロイルグルタミン酸2Na:乳化剤
セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン:油性成分の乳化剤
テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル:酸化防止剤
トリエトキシカプリリルシラン:顔料、粉体の表面処理剤
ハイドロゲンジメチコン:撥水皮膜を形成する表面処理剤
ポリイソプレン、ポリプロピレン:増粘剤
メタクリル酸メチルクロスポリマー:皮膜形成剤
ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン:油性成分の乳化剤
ラウリン酸ポリグリセリル-10:乳化剤
レシチン、酸化チタン:黒ずみ毛穴カバー
塩化Na:増粘剤
水酸化Al:酸化チタン、酸化亜鉛の表面処理剤
フェノキシエタノール、メチルパラベン:防腐剤
酸化鉄:着色剤