今回はハトムギ保湿ジェルの全成分表示の見方について書いていきます。
ハトムギ保湿ジェルの全成分表示の見方
ハトムギ保湿ジェルの全成分表示は以下の通りです。
水、グリセリン、DPG、ジメチコン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェリルリン酸Na、ハトムギエキス、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、BG、PEG-12ジメチコン、水酸化Na、カルボマー、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ミリスチン酸オクチルドデシル、トコフェロール、メチルパラベン
のマーカー:エモリエント剤
のマーカー:ジェル形成剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
主な保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が持つヒドロキシ基(-OH基)が水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
エモリエント剤は のマーカーで示した成分です。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ効果があります。
ハトムギ保湿ジェルは水を抱え込む保湿効果がある油性成分を多数配合しています。
ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)(エステル):セラミドに似た働きを持つため、高い保湿効果があります。
ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル):抱水性の高いエモリエント剤
ミリスチン酸オクチルドデシル(エステル):エモリエント剤
ジェル形成剤は のマーカーで示した成分です。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、カルボマーを水酸化Kで中和すると網目状の結合を形成しジェル状の化粧品を作ることができます。
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー:保湿作用のある高分子ジェルです。広範囲のpHで安定したジェルを形成します。
ハトムギ保湿ジェルは保湿効果のある成分を多く配合しているため、保湿効果の高い美容液だと考えられます。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
ジメチコン:感触改良剤
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル:美白、抗酸化、抗炎症、抗老化
トコフェリルリン酸Na:抗酸化、肌荒れ防止
PEG-12ジメチコン:シリコンの乳化剤
トコフェロール:酸化防止剤
メチルパラベン:防腐剤