クレンジング モイスチュアフォーム

クレンジング モイスチュアフォームの全成分表示の見方

今回はクレンジング モイスチュアフォームの全成分表示の見方について書いていきます。

クレンジング モイスチュアフォームの全成分表示の見方

クレンジング モイスチュアフォームの全成分表示は以下の通りです。

水、ミリスチン酸、BG、ラウリン酸、水酸化K、ジステアリン酸グリコール、ラウリルグリコール酢酸Na、ステアリン酸、ラウリルベタイン、ココイルメチルタウリンNaポリクオタニウム-7ラベンダー油、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、セリン、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na、カミツレ花エキス、ココアンホ酢酸Na、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、オレンジ油、EDTA-2Na、安息香酸Na

洗浄力:中の上
  のマーカー:洗浄成分
  のマーカー:洗浄補助剤、起泡剤、泡質改善剤
  のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。

主な洗浄成分は  のマーカーで示した成分です。

高級脂肪酸(ミリスチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸)と水酸化Kの中和反応によって洗顔料の主成分である石鹸が作られます。

ラウリルグリコール酢酸Na(ヤシ油由来のアニオン界面活性剤):クレンジング モイスチュアフォームの主な洗浄成分

ラウリルベタイン(両性界面活性剤):アニオン界面活性剤との併用により、洗浄力、起泡力、泡質の向上。増粘。アニオン界面活性剤の刺激緩和。

ココイルメチルタウリンNa(タウリン系アニオン界面活性剤):クレンジング モイスチュアフォームの主な洗浄成分

界面活性剤の洗浄力はアニオン界面活性剤>両性界面活性剤、非イオン界面活性剤です。

洗顔料の洗浄力の強さは石鹸系>カルボン酸系>アミノ酸系、タウリン系です。

クレンジング モイスチュアフォームの主な洗浄成分は石鹸(ミリスチン酸、ラウリン酸、ステアリン酸+水酸化K)、ヤシ油由来のアニオン界面活性剤、両性界面活性剤、タウリン系アニオン界面活性剤であることから、洗浄力は中の上程度だと考えられます。

洗浄補助剤、起泡剤、泡質改善剤は  のマーカーで示した成分です。

ポリクオタニウム-7:泡のきめ細やかさやボリュームを向上します。

ココアンホ酢酸Na(両性界面活性剤):アニオン界面活性剤との併用により、起泡力、浸透力の向上。アニオン界面活性剤の刺激を緩和。

その他の成分の特徴は以下の通りです。

水:基剤

BG、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、セリン、アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na:保湿剤

ジステアリン酸グリコール:パール剤

ラベンダー油:香料

カミツレ花エキス:保湿、抗炎症、収れん(肌を引き締める効果)、抗菌、血行促進

ヒドロキシプロピルメチルセルロース:増粘剤

オレンジ油:香料

EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)

安息香酸Na:防腐剤

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