今回はB.A クレンジングクリームの全成分表示の見方について書いていきます。
B.A クレンジングクリームの全成分表示の見方
B.A クレンジングクリームの全成分表示は以下の通りです。
パルミチン酸エチルヘキシル、ミネラルオイル、水、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、水添ポリイソブテン、BG、水添ポリ(C6-14オレフィン)、グリセリン、イソドデカン、マイクロクリスタリンワックス、テトラオレイン酸ポリグリセリル-2、ヒアルロン酸Na、ダイズ油、レンゲソウエキス、マヨラナ葉エキス、ニンジン根エキス、サーファクチンNa、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、エチルヘキシルグリセリン、セタノール、ジエチルヘキサン酸グリコール、ステアリン酸、、エタノール、クエン酸、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル、尿素、ポリソルベート80、水酸化K、オレイン酸ソルビタン、(C12-20)アルキルグルコシド、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、イソヘキサデカン、ペンテト酸5Na、エチルパラベン、香料
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤
のマーカー:保湿成分
のマーカー:エモリエント剤
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
B.A クレンジングクリームは油で化粧(油性成分)を落とすタイプのクレンジング料です。
同じもの同士は良く混ざる性質があるため、油で化粧(油性成分)を落とすことができます。
クレンジング料には、オイル系、クリーム系、ミルク系、リキッド・ジェル系、ローション系などがあり、洗浄力、摩擦力に違いがあります。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
B.A クレンジングクリームはクリーム系のクレンジング料であり、洗浄力や摩擦力のバランスが良く比較的肌に優しいクレンジング料だと考えられます。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
クレンジングに使用される油性成分として、炭化水素、シリコン、エステル、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸などが挙げられます。
洗浄力の強さは炭化水素>シリコン>エステル>油脂>高級アルコール>高級脂肪酸です。
パルミチン酸エチルヘキシル:エステル
ミネラルオイル:炭化水素
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル:エステル
水添ポリイソブテン:炭化水素
イソドデカン:炭化水素
マイクロクリスタリンワックス:炭化水素
B.A クレンジングクリームの主な洗浄成分はエステル、炭化水素であることから、洗浄力は強いと考えられます。
主な洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
洗浄補助剤は油で化粧(油性成分)を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
エモリエント剤は のマーカーで示した成分です。
ダイズ油:油脂
セタノール:エステル
ジエチルヘキサン酸グリコール:エステル
ステアリン酸:高級脂肪酸
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル:エステル
イソヘキサデカン:炭化水素
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
水添ポリ(C6-14オレフィン):皮膚保護剤、増粘剤
レンゲソウエキス:保湿、収れん(肌を引き締める効果)、抗老化、抗糖化、抗炎症
マヨラナ葉エキス:保湿、抗炎症、美白
ニンジン根エキス:保湿、抗炎症、皮膚保護
サーファクチンNa:乳化剤
(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー:増粘剤
エタノール:溶剤
クエン酸:pH調整剤
ポリソルベート80:乳化剤
水酸化K:pH調整剤
オレイン酸ソルビタン、(C12-20)アルキルグルコシド::乳化剤
(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー:増粘剤
ペンテト酸5Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
エチルパラベン:防腐剤