今回は無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクの全成分表示の見方について書いていきます。
エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクの全成分表示の見方
無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクの全成分表示は以下の通りです。
ナイアシンアミド、水、オリブ油、BG、シア脂、ベヘニルアルコール、トリエチルヘキサン酸グリセリル、親油型ステアリン酸グリセリル、濃グリセリン、ホホバ油、脂肪酸ジペンタエリスリチル-1、メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、1,2-ペンタンジオール、ジメチコン、ミツロウ、ステアリン酸POEソルビタン、ステアリン酸PEG、ミリスチン酸ミリスチル、POEメチルグルコシド、硬化油、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体、ヒアルロン酸Na-2、水溶性コラーゲン液(4)、水解コラーゲン末、椿エキス、アルニカエキス、イネ出穂前葉抽出加水分解物、カッコンエキス、桑エキス、シソ葉エキス、シャクヤクエキス、バラエキス、ユズセラミド、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、レモンエキス、ジグリセリン、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリン酸)グリセリル、グリセリンエチルヘキシルエーテル、軽質流動イソパラフィン、タマリンドシードガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリルアミド、POEラウリルエーテル、ビタミンE、水酸化K、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、香料
医薬部外品(美白)、医薬部外品(抗シワ)、医薬部外品(保湿)
のマーカー:有効成分
のマーカー:保湿成分
のマーカー:油性成分
無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクは医薬部外品であるため、化粧品と違い全成分が配合量の多い順に記載されていません。
そのため、配合量の多い成分と配合量1%以下の成分を判断するのは難しいです。
一方で、無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクは医薬部外品であるため有効成分が一定量配合されていることが保証されています。
有効成分は のマーカーで示した成分です。
ナイアシンアミド:保湿(セラミド合成促進)、美白、抗老化(コラーゲン合成促進)
無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクは乾燥、小じわ、くすみ、シミ、シワでお悩みの方に適したクリームだと考えられます。
セラミドの角質層における重要性という記事で詳しく書いていますが、皮膚の水分量の約80%はセラミドなどの細胞間脂質が維持しています。
また、セラミドなどの細胞間脂質は規則正しく並ぶことで肌を外部刺激から守るバリア機能があります。
ナイアシンアミドはセラミド合成促進作用があることから、無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクは保湿、肌のバリア機能改善に役立つクリームだと考えられます。
エイジングケアによる肌トラブルの予防という記事で詳しく書いていますが、加齢によってコラーゲン繊維が減少すると深いシワやたるみに繋がります。
ナイアシンアミドはコラーゲン合成促進作用があることから、無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスクはシワ、たるみの予防に役立つクリームだと考えられます。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
保湿成分が水と水素結合することで水の蒸発を防ぎ保湿することができます。
油性成分は のマーカーで示した成分です。
油性成分は主にエモリエント剤としての働きがあります。
エモリエント剤は油性成分が肌をコーティングすることで水分の蒸発を防ぐ働きがあります。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
親油型ステアリン酸グリセリル:乳化剤
ステアリン酸POEソルビタン:乳化剤
ステアリン酸PEG:乳化剤
椿エキス:抗酸化
アルニカエキス:抗炎症、血行促進、美白
イネ出穂前葉抽出加水分解物:抗酸化
カッコンエキス:美白、保湿、肌のバリア機能改善、抗老化
桑エキス:抗老化、抗菌、美白、保湿
シャクヤクエキス:美白、抗炎症、抗老化、抗菌、保湿、抗シワ
ヨクイニンエキス:抗炎症
タマリンドシードガム、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ポリアクリルアミド:増粘剤
POEラウリルエーテル:乳化剤
ビタミンE:酸化防止剤
水酸化K:pH調整剤、中和剤
クエン酸、クエン酸Na:pH調整剤
フェノキシエタノール:防腐剤