セラミドと角質層

セラミドの角質層における重要性

化粧品の成分は基本的に表皮の角質層まで浸透すると言われています。つまり、角質層に存在する成分なら化粧品で補うことができる可能性が高いのではないでしょうか。

角質層とは

角質層は肌の表皮の最上層の部分です。

表皮表皮細胞は日々生まれ変わっており、基底層で細胞分裂により19日間で生まれ、顆粒層まで14日かけて押しあがり、角質層に14日間留まり、剥がれ落ちます。

この表皮細胞の生まれ変わりをターンオーバーといいます。

ターンオーバーは20代までは表皮細胞が生まれてから約28日間ですが、老化と共に遅くなっていきます。

表皮細胞は顆粒層まで押し上げられるとセラミドなどの細胞間脂質や天然保湿因子が蓄えられていき、角質層で細胞の核が無くなり、死んだ細胞になります。

角質層で死んだ細胞になるときにセラミドなどの細胞間脂質が細胞の外に放出され角質細胞間で水分保持の働きをします。

皮膚の水分量は基本的に皮脂、NMF(天然保湿因子)、細胞間脂質によって一定に保たれていますが、皮膚の水分量の約80%はセラミドなどの細胞間脂質が維持しています。

セラミドの働き

以下の図はセラミドの構造を表しています。

 セラミド構造図の通り、セラミドは水と馴染みやすい親水基と油と馴染みやすい親油基を持っています。

セラミドが規則正しく並び、親水基同士が水分を挟み込むことで肌の水分を保持しています。

セラミド働き

また、セラミドなどの細胞間脂質は規則正しく並ぶことで肌を外部刺激から守るバリア機能があります。

セラミドには複数の種類がありますが、水分を保持し、シワを抑制させる働きがあるセラミド3や同様の働きがあるセラミド6は加齢とともに減少することがわかっています。

これらの理由として、加齢により肌のターンオーバーが遅くなり角質層に放出されるセラミドが減少することが考えられます。

セラミドが減少すると肌の保湿力やバリア機能が低下するため、肌の乾燥や肌荒れに繋がります。

 化粧品の成分は基本的に表皮の角質層まで浸透することから、セラミドを配合した化粧品を使用することで肌の乾燥や肌荒れを予防することができると考えられます。

一方で、セラミドは高価な成分であるため、市販の化粧品にはごく微量しか配合されていないなんてこともよくあると考えられます。

化粧品は全成分表示がされており、上から配合率が多い順に成分が記載されています。

そのため、セラミドが配合された化粧品を購入する際にセラミドがどの位置に記載されているのかというのを確認して購入してみるとより保湿効果が期待できる化粧品を使用することができるのではないかと考えられます。

またセラミド産生促進作用のある成分を配合した化粧品を使用することで、セラミドの減少を補い肌の乾燥や肌荒れを予防することができると考えられます。

セラミド産生促進作用のある成分を配合した化粧品としてコーセープロビジョン【米肌トライアルセット】がおすすめです。約77%OFF相当の14日間お試しセットであり、肌のセラミドを増やす効果が期待できます。

特に、薬用保湿美容液の肌潤改善エッセンスは医薬部外品であるため有効成分であるライスパワーNo.11(セラミド産生促進効果)が一定量配合されていることが保証されています。

そのため、 化粧品に比べて高い保湿効果が期待できると考えられます。

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