失礼な言動や行動をされた時、大抵の人は怒ると思います。一方で、怒ることで私たちは多くのエネルギーを消耗してしまいます。今回は怒らない人になることで無駄なエネルギー消費を抑制する方法について考えていきます。
怒らない人の怒らないための考え方
怒らない人の怒らないための考え方として、他人に期待しないことが挙げられます。
失礼な言動や行動をされて怒ってしまうのは、少なからず相手に対して失礼な言動や行動をしないだろうと期待しているためです。
相手の自分に対する言動や行動が自分の期待に反していた時、人は怒ります。
一方で、怒らない人は最初から他人に期待していないため、相手が失礼な言動や行動をとったとしても想定の範囲内であるため大して怒りません。
怒らない人になるために他人に期待しないよう心掛けていても、つい他人に期待してしまう人は多いと思います。
では、他人に期待している人と他人に期待してない人は何が違うのでしょうか。
それは他人の言動や行動をコントロールできると考えているかコントロールできないと考えているかの違いだと考えられます。
他人に期待している人は基本的に他人の言動や行動を自分でコントロールできるものだと考えています。
他人に期待してない人は基本的に他人の言動や行動はコントロールできないものだと考えています。
他人に期待している人は怒ることで他人を変えられると考えているので怒ります。
一方、怒らない人は怒っても怒らなくても他人は変わらないと考えているので無駄なエネルギーを消費しないために怒りません。
結果、怒る人は他人の言動や行動を変えようとしますが、怒らない人は自分の言動や行動を変えようとします。
また、怒る人は好きの反対は嫌いです。
一方で、怒らない人は好きの反対は興味ないです。
好きの反対は興味ないという考え方になることで怒らない人になれるのではないでしょうか。
怒らない人になるメリット
怒らない人になるメリットとして、自分の人生を生きるようになることが挙げられます。
怒らないための考え方として、他人に期待しないことを挙げましたが、他人に期待しなくなることで他人の人生ではなく自分の人生を生きることができるようになります。
また、自分でコントロールできるものと自分でコントロールできないものを区別して考えるようになるため、自分でコントロールできないものには時間を使わず、自分でコントロールできるものに時間を使うようになるので自分の力で現状を打開することができるようになります。