ファンデーション

ファンデーションの原理と肌の負担を減らす方法

ファンデーションは肌色の補正や肌の凸凹をカバーをする役割があります。今回はファンデーションの仕組みや肌に優しいファンデーションなどについて考えていきたいと思います。

ファンデーションの仕組み

肌色は肌の表面反射光10%、肌の内部反射光90%で決まっています。

また、肌の内部反射光は肌のメラニンと血液のヘモグロビンの色を反映しています。

肌色

肌の内部反射光は肌色を決定する大きな要因であるので、ファンデーションは雲母や酸化チタンなどの透明な素材を組合せて色の補正をすることで自然な仕上がりを演出しています。

ファンデーション
ファンデーション

ファンデーションによる色の補正には、酸化チタンの厚みを変えることで様々な色に調整できる干渉色が利用されています。

干渉色とは、二つの波長が重なると強めあったり弱めあったりする性質によりできる様々な色です。

干渉色

私達は特定の波長を色として認識しているため、波長を変えることで様々な色に調整することができます。

また、酸化チタンの表面にポリウレタンなどの光を乱反射する球状粉体を組み合わせることで肌の凸凹をぼかしより自然な仕上がりを演出できます。

肌に優しいファンデーション

ファンデーションの中には崩れないファンデーションのように汗や皮脂によって化粧崩れしないよう撥水性や撥油性のあるファンデーションがあります。

化粧崩れしないというメリットがある一方で、強力なクレンジング料で落とす必要があるため肌に負担がかかると考えられます。

ファンデーションには粉体原料を繋ぎとめるため油性成分が使用されています。

ファンデーションに使用される油性成分に求められるのは光に当たっても酸化せず安定性のある油性成分です。

油性成分が酸化すると過酸化脂質となり肌荒れの原因となります。

そのため、ファンデーションの油性成分にはシリコンやエステル油が適していると考えられます。

また、パウダーファンデーションはリキッドファンデーションに比べて肌に触れる面積が小さいため肌負担は小さくなると考えられます。

一方で、肌の負担を減らすという観点からファンデーションを使わないノーファンデメイクをしている人もいると思います。

ノーファンデメイクはすっぴん肌メイクという訳ではなく、あくまでファンデーションを使わず、日焼け止め、化粧下地、パウダーでベースメイクを行うやり方です。

化粧下地の中には日焼け止めの効果がある製品もあるため、ノーファンデメイクは化粧下地とパウダーだけでベースメイクが完結し、時間がない人にとっては時短メイクとしても良いのではないかと考えられます。

*肌に優しいファンデーションとしてVINTORTE(ヴァントルテ) ミネラルシルクファンデーションがおすすめです。

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