今回はビフェスタ アイメイクアップリムーバーの全成分表示の見方について書いていきます。
アイメイクアップリムーバーの全成分表示の見方
ビフェスタ アイメイクアップリムーバーの全成分表示は以下の通りです。
水、ミネラルオイル、シクロペンタシロキサン、水添ポリイソブテン、エタノール、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、パンテノール、酢酸トコフェロール、PEG-6(カプリル/カプリン酸)グリセリル、PEG-400、塩化Na、PPG-2-デセス-7、EDTA-2Na、ココイルアルギニンエチルPCA、ペンチレングリコール
のマーカー:洗浄成分
のマーカー:洗浄補助剤
のマーカー:保湿成分
のマーカーで示した成分は配合率1%以下であると考えられます。
クレンジングには溶剤型と界面活性剤型があります。
溶剤型は油で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
界面活性剤型は界面活性剤で化粧(油性成分)を落とす仕組みです。
化粧品の全成分表示は配合率が多い順に記載されています。
ビフェスタ アイメイクアップリムーバーは水クレンジングとされていますが、油性成分の配合率が高いことから溶剤型のオイル系クレンジング料だと考えられます。
同じもの同士は良く混ざる性質があるため、油で化粧(油性成分)を落とすことができます。
クレンジング料の洗浄力はオイル系>クリーム系>ミルク系、リキッド・ジェル系>ローション系です。
主な洗浄成分は のマーカーで示した成分です。
クレンジングに使用される油性成分として、炭化水素、シリコン、エステル、油脂、高級アルコール、高級脂肪酸などが挙げられます。
洗浄力の強さは炭化水素>シリコン>エステル>油脂>高級アルコール>高級脂肪酸です。
ミネラルオイル:炭化水素
シクロペンタシロキサン:シリコン
水添ポリイソブテン:炭化水素
ビフェスタ アイメイクアップリムーバーの主な洗浄成分は炭化水素、シリコンであることから、洗浄力は強いと考えられます。
洗浄補助剤は のマーカーで示した成分です。
洗浄補助剤は油で化粧(油性成分)を浮かせた後、水で流す際に水と油を混ぜて洗い流すために配合されています。
保湿成分は のマーカーで示した成分です。
ビフェスタ アイメイクアップリムーバーは保湿成分を多く配合したクレンジング料です。
その他の成分の特徴は以下の通りです。
水:基剤
エタノール:溶剤
PEG-400:乳化補助剤、増粘剤
塩化Na:乳化補助剤、増粘剤
EDTA-2Na:キレート剤(金属イオンによる品質低下の防止)
ココイルアルギニンエチルPCA(アミノ酸系カチオン界面活性剤):防腐剤