化粧品を購入する際に、テレビなどのCMで見たことがある製品を購入することが多いという人は結構いるのではないでしょうか。今回はCMで見たことがある化粧品をつい買ってしまう心理について考えていきます。
CMで見たことがある化粧品をつい買ってしまう心理
CMで見たことがある化粧品をつい買ってしまう理由の一つ目として、単純接触効果が挙げられます。
単純接触効果は繰り返し接していると好感度が上がるという効果です。
CMである化粧品を何度も見ていると、気付かないうちに好感度が上がっており、CMで見たことがある化粧品をつい買ってしまうのだと考えられます。
単純接触効果が働く理由として、人は無意識の行動に意味付けをしようとすることが挙げられます。
何度もこの化粧品を見ているということは、この化粧品が好きなのかもしれないと無意識に意味付けがなされ、好感度が上がるのではないでしょうか。
単純接触効果は恋愛においても応用することができます。
出会った頃は特別好きではなかったのに、何度も接するうちに好きになっていたという経験は皆さんもあると思います。
これは単純接触効果が働いたため、気付かないうちに好感度が上がり好きになったのではないでしょうか。
好きな人に好意を持ってもらいたい場合、接する機会や見てもらう機会を増やすことで効果的に相手の自分に対する好感度を上げることができると考えられます。
CMで見たことがある化粧品をつい買ってしまう理由の二つ目として、お店に置いてある確率が高いことが挙げられます。
CMで見たことがある化粧品は総じてどこのお店にも置いてあることが多いです。
ある化粧品が必要になった時にお店に置いてなければ購入することができません。
一方で、どこのお店にも置いてある化粧品ならば手軽に購入することができます。
また、どこのお店にも置いてあることで単純接触効果も働き購入に至るのではないかと考えられます。
CMで見たことがある化粧品をつい買ってしまう理由の三つ目として、化粧品の全成分表示の見方を知らないということが挙げられます。
化粧品を購入する際に口コミや評判を調べてから購入する人も多いと思いますが、何も調べてない状態で製品を選ぶ場合、判断するのは難しいためCMで見たことがある化粧品をつい買ってしまうのではないないでしょうか。
また、口コミや評判を調べても自分に合っているかどうかを判断するのは難しいので、化粧品の全成分表示の見方が分かるとより自分に合っている化粧品を選ぶことができると考えられます。
化粧品の全成分表示の見方については化粧品選びに役立つ全成分表示の見方のポイントという記事で詳しく書いています。